2010年6月24日木曜日

[DIARY] - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

アバクロの真実

という訳で驚愕のアバクロ・レポートをお届けしよう。

  • ガタイのいいスーツ姿の黒人ドアボーイから「イラッシャイマセ」と中に入れられた瞬間から異空間が始まる!
  • なにしろお店に入ってすぐのフロア脇には上半身裸でムキムキの白人が仁王立ちになりポージングを決めている。
  • ホンモノだよ!?ホンモノの生きた生ムキムキがいるんだよ!?
  • そしてお客のギャルの皆さんがそのムキムキと一緒に記念撮影している。
  • この段階で既に何の店なのか判らなくなっているオレ。
  • 店内はどこもかしこも香水の甘い匂いが漂い息も出来ないほどだ!
  • 多分この香水の量だけで一日1トンは使ってるね。
  • 店内は薄暗く、大音量でダンス・ミュージックがかかっている。
  • そしてこのダンス・ミュージックに合わせてズッコンバッコン店員が踊っている。
  • 要するに「ひゃっほうっ!」てことなんですね、分かります。
  • お店は縦に細長い作りでとにかくグルグルと階段を上りながら上へ上へと上ることになる。
  • そして吹き抜けになった壁には一面に「アッー!」「ウホッ!」な笑顔のお兄さんたちの壁画が描かれている。
  • 階段を上っている間にここが何階なのか段々感覚が無くなって来る。
  • それはお店の品揃えがチェックのシャツとかチェックのシャツとかパーカーとかパーカーとか短パンとか短パンとか殆どどれも似たようなものばかりだからでもある。
  • レディスもある。ちなみにレディスのショートパンツはどれも確実にケツの肉が7割露出するセクスィービッチ路線だ!
  • 店員はイケメン揃い。ハーフ率高し。そして「サイズお出ししますよ」とソフトな調子で話しかけてくる!
  • オレの相方さんは「い、今イケメンから声かけられたよ!?」と目を爛々と輝かせながらオレに教えてくれた。
  • まあしかしこう言っちゃなんだがオレはあんなものをイケメンとは認めない。
  • とりあえず最上階まで行ってみたかったがいろんなことに眩暈を感じ途中で断念。お店を出てから「東京って…怖いとこズラ!」と思わず漏らしてしまったオレ。
  • 一方相方さんはお店を出てから常軌を失い「ひゃっひゃっひゃっ」と高笑いをあげていた。
  • ちなみに店を出て暫く経った後でも二人ともアバクロの香水臭かった。

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読書感想文とタカエちゃんのこと - 傘をひらいて、空を

ひとりで本を読んで終わったら次の本を読んで、それが楽しくてずっとそうしてきたんだけれど、どうしてかこのところひとりで黙って読んでいるとさみしい。さみしいというのはつまり他者を求めているということで、だからいろんなところがうっすらとさみしいのは健康でいいことだと思う。特定の狭い部分だけが熱烈にさみしいのはあまり良い状態ではない。それが満たされる快感は異常に強く、ほとんどそのために生きているんじゃないかと思えるくらいだけれども。

それで感想文を書くことにした。私は読書感想文を書くのがわりに好きで、中学生のときには人のぶんまで受注して小銭をもらっていた。お得意さまはタカエちゃんで、タカエちゃんは背が高くて大人びた女の子だった。タカエちゃんは勉強が嫌いで、なかでも字を読むのは鳥肌が立つほど嫌いなのだった。タカエちゃんは数学だけは教室でなんとなく聞いていればそこそこの点数がとれて、お裁縫が上手だった。

タカエちゃんはスカートをすごく短くして十三歳のときから彼氏がいた。家に遊びに行くとときどき大人の(ように見えた)男の人がごろりと寝そべっていてタカエちゃんはそいつ放っておいていいよと言った。

私たちはホットケーキミックスを使ってカップケーキを焼き、大きいラジカセ(昔あった機械で、ラジオとカセットテープの再生ができた)から音楽を流して踊った。私は踊るのがとてもへたでタカエちゃんはそれを見てよく笑った。私は笑われるとひどく緊張して間違いを正さなくてはいけないと思うのに直せなくて謝りつづける子どもだったけれどタカエちゃんが相手なら平気だった。私は得意になってかくかくと動きタカエちゃんはそのたびに笑った。タカエちゃんはテレビで見た振りつけを覚えていて上手に踊った。タカエちゃんはすごいなあと言うとこんなの簡単だよとタカエちゃんは言った。私はタカエちゃんの両親を見たことがない。

読書感想文を書くとタカエちゃんはいつも五百円くれた。最後の二回ぶんは返した。タカエちゃんの友だちがタカエちゃんが妊娠したからみんなで助けようと言うので千円渡した。私たちはそのあとすぐ中学校を出て、私はそれからタカエちゃんに会っていない。

私がタカエちゃんのぶんまで感想文を書いたのは五百円もらえたからで、五百円がどうしてうれしかったのかというと、これ私が書いたみたいだ、五百円なら安い安いと言ってもらえたからだ。私はタカエちゃんのぶんを書くときには漢字を減らし、語彙と語尾を少しつたなくして、タカエちゃんが気に入ったところを紹介するつもりで書いた。タカエちゃんは本を読まないから、私が読んで話して聞かせるのだ。そうすればタカエちゃんがどんなところを気に入るかわかる。

タカエちゃんは努力して報われるみたいなお話が好きで、私はそういうのははずかしくて自分の感想文には書けなかったんだけど、タカエちゃんの感想文にだったら書けた。私は嘘を書くのが好きで、誰かから聞いた話を書くのが好きだった。そのほかに書けることはなかった。

タカエちゃんは一度だけ、私が書いた私のぶんの感想文を読みたいと言った。私はなぜだかそれがすごくはずかしくてはぐらかした。タカエちゃんはあんなに字を読むのが嫌いだったのに読みたいと言ってくれたんだから読んでもらっておけばよかったと思う。そのあと二十年もひとりで黙って本を読んでいたのは間違いだったように思う。それで私はこのところタカエちゃんに読ませるつもりで感想文を書いている。もう五百円はもらえないけどそれはべつにかまわない。

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日本人を苦しめる「仕事は家族より優先」という異常な発想 - Rails で行こう!

「組織に酔う」日本人 - Rails で行こう!

私は20年東京の中小企業に勤め、その後アメリカの中小企業転職して今年で10年目になるプログラマですが、私の経験から言うと、家族と仕事のどちらに重点が置かれるかが、アメリカと日本のサラリーマンの最大の違いだと思います。


ここアメリカでは、家族と一緒の時間を最も大切にして、会社はあくまでも収入を得る手段であり、そこで1日のうちの8時間以上を過ごすのは愚かである(自分や家族の人生を大切にしないと言う点で)と考えます。社長以下、すべての上司も同じように考えているので、滅私奉公などという発想はありえません。そういう発想の人は多かれ少なかれ家族に問題が発生し、その結果生産性が下がり、いずれレイオフされるでしょう。


仕事は家族の次に大事なものです。何といっても1日の三分の一を過ごすわけですから、その範囲で目一杯やる。


日本では、家族と仕事の両立は難しいといった論点をよく耳にしますが、それは自分と自分の家族を仕事の下に配置すると言う発想が根本的にあるからです。両立が難しいなら、仕事を変えればいいのです。それをしないで自分と自分の家族を犠牲にし続けた結果、自殺が増え、子供たちは引きこもりになり、妻には定年になった途端に縁を切られるということになるのです。

完全に同意する。

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Googleが発見した10の事実|blogs.com|

1. ユーザーに焦点を絞れば、「結果」は自然に付いてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速い方がいい。
4. ウェブでも民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中の情報量は絶えず増え続けている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. すばらしい、では足りない。

Googleだけでなく、人生についても当てはまる気がしますね。

詳細は、Googleのホーム画面下部にリンクされている「Googleについて」から、読むことができ、そのほかにも「ソフトウェア原則」「セキュリティ原則」などがまとめられています。いつもはすぐに検索ボックスに直行していると思いますが、たまには違うところに目を向けてみると、新しい事実を発見することができるかもしれません。

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「結局、何を追い求めていたのか?」ダライ・ラマ法王14世の言葉 : earth in us.

私たちの家族は小さくなったが、私たちの住む家は大きくなった。

私たちの暮らしはもっと便利になったが、時間は減った。

私たちの資格は増えたが、良識は減った。

私たちの知識は増えたが、判断力は減った。

私たちの医学は発達したが、健康は損なわれている。

人類は月まで行って帰ってきたが、新しい隣人に会うために道路を横切るのも難しくなった。

私たちはより多くの情報を得るためにコンピューターをつくったが、今までになかったほどにコピーは増えてお互いのコミュニケーションは減った。

私たちは量を豊かにしたが、質を乏しくした。

私たちはファストフードの時代を迎えたが、消化はスローになった。

人間の背は伸びたが、個性は縮んだ。

私たちの利益は途方もなく深くなったが、関係性は浅くなった。

実際にはたくさんの飾り物が置かれているが、部屋の中は空っぽといったような時代である。

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メガネをかけると社会階層が上がる? - Zopeジャンキー日記

ベルギーのメガネ屋「Oogmerk Opticians」による広告キャンペーン。

メガネをかけると、どんな社会階層に見られるかのランクが上がる、という内容。


肉屋(butcher) -> アーティスト(artist)


ヘルズ・エンジェル(hells angel) -> ファッション・デザイナー(fashion designer)


軽い女(easy) -> ムリめの女(?)(hard)


トラック運転手(truck driver) -> 教授さま(dr.professor)

メガネひとつで大きく印象が変わることを、実にわかりやすくアピールしている。

社会階層をネタにしているので、日本だと「肉屋やトラック運転手をバカにするな!」という抗議が起きそうな気もする。しかし実際のところ、「良く見られたい」「バカにされたくない」という思いは、社会階層が下の人のほうがおそらく強いはずで、切実な課題とも言える。

このメガネ広告は、そういう悩みを持つ人に対する「現実的なソリューション」になっている。タブーだとして隠蔽してしまうよりも、それを必要としている人に届けるほうが、社会を現実に改善させるだろう。

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2010年6月22日火曜日

「田中角栄 最後の大演説」CD:2010年7月号|新潮45|新潮社




「田中角栄 最後の大演説」CD(一部抜粋)

 122兆円の国債のうち54兆円が赤字でしょ。赤字国債。赤字国債をなくするにはどうするか。非生産的部門の経費を切り詰める。これ一つだ。これは行革だ。ね。もう一つは税収を上げる、いうことだ。増収ができないかどうか。増税をしない。増税なんかしなくたってできる。これは諸君にはっきり言っておく。増税なんかしなくたって、国はそういう蓄積を持っとる。
 これは総理大臣と大蔵大臣は責任とってもらわなきゃいかん。私は49年まで、49年の末にやめているからね、いいんです。わしは、大蔵大臣は40年にやめたんだ。40年のときには減収補てん債4400億ばかり出しただけだ。あとは49年までには国債、赤字国債は一銭も出ておらん。50年から54兆円出したんだから。それで選挙するたびに自民党の票を減らしているんだから、これは知恵はないな。(笑)言わざるを得ない。だれか反論があれば出せ。具体的政策を持って出せ。こういうこっちゃ。そうじゃないか。おれに変われば、借金は返すけどこっちから借金してこっちから。何だそれ。
 だからだめだ。増税はしない。景気はよくして税収を上げる。赤字国債はちゃんと返す。こういうのが政策だ。さあ、竹下君はこれ大変だぞ。実際これ。下手をすると殺されちゃうんだから、これ。ほんとうですよ、うそじゃない。こんなわかりやすいことが、どうしてわからん。54兆円はまだ増えるんだから。
 このままにしておくとね、公債費がピーク時には、このままの現行制度、60年間でもって払うということになると、1兆円の国債の元利払いが3.8倍になるんです。現在の122兆円をそのまま引き延ばすと、国民は何年間かに122兆円の国債に対して、400兆円償還しなければならない。これは昭和60年度まで建設国債を入れて、八十何兆円増えたんです。ラウンド200兆円残るとしたら、600兆円にも800兆円にもなるのであります。諸君。これはどうして払うんだ。
 これをどうして払うということを言わないで、日本を担う責任者としての宣言はできない。これ具体策を5分間で言います。

 

すごい

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消費税廃止を訴えます!(活力ある日本を取り戻せ!) まるす

マスメディアでは消費税増税が当然とでもいうような論調。
参院選の争点も導入は当然かのように、各党マニフェストに盛り込まれている。

まさに、庶民が生活に汲々としている実態を全く無視した暴挙とでもいおうか!


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◎◎これ以上の消費税増税はムリでしょう!!◎◎
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日銀の統計では、年収400万以下の世帯の収入に対する消費の割合は約90%、年収1000万円以上の世帯の収入に対する消費の割合は約50%らしい。。。
非常に雑駁な計算だが、今の5%から20%になった場合、年収400万円の世帯が蒙る増税額は、
400万円×90%×(100/105)×15%≒51万円!

現行400万円×10%=40万円が貯蓄とすれば、これを11万円上回る負担となる。
苦しい家計の中、さらに月一万円以上切り詰めて、やっと年間1万円の貯金が出来る計算。。。

ちょっと想像力を巡らせると消費税増税がいかに暴論かがわかるだろう。。。


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◎◎気がつくと税制は変わり果てていた◎◎
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さて、一方、日本の税制であるが、
累進課税制度の最高税率は
1983年まで8000万円超は75%だったのが、
1984年〜1986年8000万円超は70%
1987年〜1988年5000万円超は60%
1989年〜1994年2000万円超は50%
1995年〜1998年3000万円超は50%
1999年〜2006年1800万円超は37%
参考:現在1800万円超は40%

ご覧のとおり、
凄まじい勢いで高額所得者の税額が軽減され、

同様に法人税についても
1984年 43.3%
1988年 42.0%
1989年 40.0%
1990年 37.5%
1998年 34.5%
1999年以降 30.0%

と税額が軽減、

その穴埋めに充てられているのが、逆進性の高い消費税。

1989年3%でスタート
1997年5%に増税

財政難を理由に先々20%まで必要と執拗に増税の必要性を訴える財務省。

多くの国民が貧しく苦しいのは、日本が貧しくなったからというより、従来自分のところへ回ってきていたお金が、ゴッソリ大企業や高所得者層へ移転したことが大きいのだ。

庶民の苦しみをよそに、この30年間に移転した富をまんまと自分の懐にしまい込みながら知らんフリを決め込んでいる高所得者層と大企業。。。


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◎◎税制の変化と経営者等の意識変化◎◎
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また、この税制の変化で起こったことは膨大な富の移転だけではない。税制の変化が企業経営者等の意識をも変えた。。。

累進課税である所得税の最高税率は1983年まで8,000万円超は75%だった。(ちなみに2,000万円超は55%)

つまり単純化すると、例えば1億円の所得があれば、2,500万円が自分が手にすることが出来る金額で、7,500万円は税金として国へ差し出さねばならない金額ということである。
同じく2,500万円の所得があれば、1,125万円が自分が手にすることが出来る金額で、1,375万円は税金として国へ差し出さねばならない金額ということ。

現在の所得税の最高税率は1,800万円超は40%。

単純化すると、1億円の所得があれば、6,000万円が自分が手にすることが出来る金額で、4,000万円は税金として国へ差し出さねばならない金額ということである。

同様に2,500万円の所得があれば、1,500万円が自分が手にすることが出来る金額で、1,000万円は税金として国へ差し出さねばならない金額ということ。

さて、1983年までの経営者にはどんな心理作用が働いただろうか?

「私は、1億円(2,500万円)も稼いだのに、7,500万円(1,375万円)も国に持っていかれるのか。。。
それならば、そこまで自分の所得を増やすより、日頃よく働いてくれる従業員の給料を上げてやるか。。。
それとも、新しい従業員を新たに雇うか、商品(材料)を多め仕入れ、あるいは設備投資に回すかして、さらなる事業拡大を図るか。。。
国へ税金として取られる位ならそのの方がいい!」

経営者は利益計上を避け、労働分配へ、商品(材料)仕入へ、設備投資へとお金を回す。。。

それが、次第に最高税率が下がってゆくにつれ。。。

「所得税の最高税率が下がっただけで、1億円(2,500万円)の所得とはなんと身入りの大きいことか!
所得が増えれば増えるだけリッチになってゆく!
どうすればさらに所得を増やすことが出来るだろう?
そう、従業員の給料を下げよう!
従業員を新たに雇うのは考え物だ社会保障の事業主負担はバカにならないからな。。。
仕入はギリギリまで切り詰めよう!
従業員全員にコスト削減を徹底させよう!
設備投資。。。今ある設備でなんとか頑張ろう!
利益を大きくするのは営利企業として当然のコトだ!」

しかし、企業がこぞってリストラ、コスト削減、結果、消費、設備投資は冷え込む一方で企業の売上が低迷し思うように利益は上がらない。。。

さらにコスト削減に努めながら。。。

「だいたい、自分の所得税はなんでこんなに高いのだ!以前より最高税率は下がったというが、そもそも昔が異常だったのだ!
累進課税制度自体が気に食わない!税額は均等な消費税にするべきだ!それが公平というものだ!
なんで稼ぐ力の無い貧乏人の面倒をみなければならない?
あいつらは、無能か、怠け者だから稼げないのだ!弱肉強食が自然の摂理!人間の世界だって同じだ!
政府に働きかけて、消費税を上げさせ、所得税の最高税率を下させよう!法人税の税率も下げてもらわねば!」

このような投資や労働分配への負の圧力とそれによる経済の収縮。。。
これこそが、バブルから今までの経済低迷の底流だったのではないだろうか?

国の経済の重要なステークホルダーであり、細くとも経済活動の大部分を占めるいわば”毛細血管”である一般国民。
ここへのマネーの還流が行われなければ、いくら景気刺激や金融施策を行っても資金のダイナミックな循環は行われず、効果は限定的なものになったといえないだろうか?


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◎◎消費税を廃止しよう!◎◎
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消費税に焦点が注がれているいまこそ、消費税増税反対に留まらず、

1.消費税の廃止
2.所得税の累進課税の強化
3.法人税の強化

つまりかつての税制に戻すことにより、活気ある日本を取り戻すよう声を上げようではありませんか!  

賛同

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2010年6月21日月曜日

◆ 財政再建の過去例

歴史上、財政再建のための例は、失敗例と成功例が見られる。
  ・ 緊縮財政で  →  失敗(デフレと不況)
  ・ 通貨増発で  →  成功(インフレと好況)

 ──

 歴史を見よう。財政再建をめざした例は、いくつかある。

 (1) 緊縮財政
  ・ 金解禁(浜口雄幸と井上淳之介)
  ・ 徳川吉宗(初期)
 この2例では、「財政再建」という方針(増税や歳出削減)が取られたが、その結果、日本は不況のどん底に陥った。

 (2) 通貨増発
  ・ 高橋是清
  ・ 徳川吉宗(後期)
 この2例では、「通貨増発」という方針が取られたが、その結果、日本はインフレとなり、同時に、経済は好況になった。

 ──

 なお、井上淳之介と似た政策を取ったのは、小泉純一郎である。結果も同様。
 現在の民主党や自民党が「増税」を主張しているのも、その二番煎じか。

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人生について考えさせられた

そんなことより、聞いてくれよ。 人生について考えさせられたよ。


正義の味方の特徴


1 自分自身の具体的な目標をもたない
2 相手の夢を阻止するのが生きがい
3 単独〜小人数で行動
4 常になにかが起こってから行動
5 受け身の姿勢
6 いつも怒っている


悪玉の特徴

1 大きな夢、野望を抱いている
2 目標達成のため、研究開発を怠らない
3 日々努力を重ね、夢に向かって手を尽している
4 失敗してもへこたれない
5 組織で行動する
6 よく笑う

君はどっちかな?

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米帝の手先、反動テレビ「日テレ」に出資していた3大新聞

官房機密費が大手新聞社の記者や幹部にばら撒かれていた問題。マスゴミはダンマリを決め込んで終息に向かうことを願っているようだ。

読売新聞がCIAのスパイとして日本国民の世論操作をしているのは既製の事実だが、讀賣の社主である正力松太郎が時の大蔵大臣を仲介役として日本テレビ設立のための借金を頼んだことを徳川無声に答えている。

無声 資本金の総額は…?

正力 資本金10億の会社で、借入金10億、つまり20億円でやるつもりです。10億の会社を、どうして作るかちゅうことですな。まず大蔵大臣にたのみましたよ。「大銀行、証券会社、保険会社の幹部を呼んでたのんでくれ」というた。大蔵大臣はその連中を官邸へ昼飯に呼んで協力を求めたら、みんなこころよく承諾しました。そのうちに大蔵大臣は講和会議でアメリカへいかなくちゃならんので、大蔵次官がそれを引き継いでね、また連中を集めて具体的問題に入りましたよ。その時、どれだけ分担すべきかということになって「大銀行なり大保険会社は千万円ずつ持ってくれ」というたらみんなビックリしたね。「とんでもない。50万か100万なら持とう」というんです(笑)。ぼくの頭はどうかなっとるかちゅう調子でしたよ。まるで(笑)。こんなことじゃとてもダメだから、ひとつ自分がやってみようと考えた。それについては、差し当たり千万円の株主を15人か20人つくらにゃいかんという決心をした。まず第一に讀賣の幹部を呼んで「千万円持て」といいましたよ。

無声 こりゃ、いうことをききますね(笑)。

正力 ききました(笑)。それから毎日へいった。社長の本田君に「テレヴィについては君も協力する」というたね。(笑)「讀賣が千万円引き受けたから、君のところでも千万円持ってくれ」本田もビックリしたがね、「(新聞の)定価も来月から値上げになるというから、持ちましょう」(笑)。それから朝日だ(笑)。長谷部(社長)君に「讀賣も毎日もふんばったから、君のほうも千万円奮発してくれ」といったら、長谷部君驚きましたね、「わたしの一存でははからえないから、会議を開いてきめましょう」というんです。4、5日たって小松常務から「会議の結果、千万円持つことにきまりました」という返事があった。それで三大新聞が千万円ずつ持ってくれたわけですよ。(徳川無声の世界「問答無用/政財界編」より)


対談が行なわれたのが昭和27年。銀行大卒初任給が5600円だった時代の1000万円の価値はとほうもないものだった。
正力は、新聞紙を受け持つ三大製糸会社、八幡製鉄所、そして、ボクシングのプロモーターを名乗るアメリカ人他、数人のアメリカ人(たぶんCIA)から出資してもらったという。

驚くべきは、讀賣、朝日、毎日が反共テレビに出資していたこと。
当時は反共=親米で、彼らは米帝からの資金供給を当てにし、自社の存続を確保していたというわけだ。

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ブログヘラルド

マーク・シュルトレフ司法長官がロニー・リー・ガードナーの死刑執行にゴーサインを出したことを発表した。

リー死刑囚の死刑は銃殺隊によって執行された。死刑囚の死刑執行を発表する行為自体は普通だが、シュルトレフ司法長官が採用した発表方法は尋常ではなかった。同氏はつぶやきで発表したのだ。

シュルトレフ司法長官が投稿した2本のつぶやきを以下に掲載する:

「たった今看守にガードナーの死刑執行を許可した。彼が被害者に見せなかったご慈悲を神が与えてくれることを願う。」そして、その日の朝、同氏は次のようにつぶやいていた: 「重苦しい一日だ。最高裁判所が期間延長を認めず、私が最後に首を縦に振ると、ユタ州は最高の権力を使い、殺人者を処刑する。被害者を追悼する。正義が果たされる。」

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Electronic Journal: ●「遂に検察庁も記者会見をオープン化」(EJ第2838号)

検察庁が遂に記者会見のオープン化を宣言したのです。それは
4月22日に最高検が「国民により開かれた会見を実施したい」
として通達してきたのです。これは画期的なことです。
 しかし、フリー記者らの出席には事前登録が必要で、資格は既
にオープン化した外務省などに準じ、署名記事などの実績が必要
であるとされています。

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【Q&A】日本が破綻したら、日本国債はどうなるのですか?

Q:  もし日本が破綻したら、日本国債はどうなりますか?
A: 民間企業が破綻したら、その会社の株や社債はどうなると思いますか?

Q: 暴落すると思います。JALも破綻時に株や社債が暴落しましたから。
A: その通り。国が破綻するときも、その国の国債は暴落します。

Q: 郵便局の貯金って大部分が、日本国債購入に流れてるんですよね? だったら、郵便貯金が元本割れしたり、還ってこなくなるんじゃないですか!?
A: 理論的にはそうなんですが、政府が何らかの対応をするでしょう。取り付け騒ぎが起きるような極端な事態にはならないと思います。ただ、本当に日本の財政や日本国債市場が危機的状況に陥れば、一時的に引き出し金額を制限するなどの措置は考えられるかもしれません。

Q: 個人向け国債はどうなりますか?
A: 理論的には個人向け国債も暴落します。しかし個人向け国債は、「発行元は日本国政府であり、元本や利子の支払いは、日本国政府が責任を持って行います」と説明されているとおり、政府が対策を講じるものと思います。

Q: じゃあ結局、日本が破綻して日本国債が暴落しても私たち国民は別に困らないですか?
A: いいえ。埋め合わせは増税により行われます。景気も今よりもっと悪化します。私たち国民の生活レベルは大幅に低下します。

Q: 実際に日本は破綻しますか?
A: いい加減な政治が続けばギリシャのように破綻します。しかし今からでも破綻を回避することは十分可能です。その責任は、政治家よりも、私たち国民にあります。バラマキ政策を喜んでいる場合ではなく、国民一人一人が自分の家計と同じく、国家の財政についても高い意識をもつことが大事だと思います。(執筆者:為替王)

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国家反逆者 竹中平蔵氏 への20の質問(「父さんの日記」さんから転載): 神州の泉

(以下転載)

2010年6月14日 (月)

国家反逆者 竹中平蔵氏 への20の質問

Photo_5 菅新政権で郵政の行方が視界不良となっています。そこで郵政米営化の主犯である反逆者 竹中平蔵氏 への質問を作成しました。郵政だけでなく、りそな銀行の問題も含め、質問します。

 これを本日後ほど(帰宅後)竹中氏のツィッターに質問として投げかけます。

① 竹中さんが主導した「りそな銀行のインサイダー」では、竹中さんは「絶対に儲かる!」と発言されました。りそな株が「絶対に儲かった仕掛け」を知りたいのですが?

② その「りそな銀行のインサイダー」では、いくら儲けたのですか?

③ 「絶対に儲かる!」発言につられ、多くの方がりそな株の取り引きをされました。外資企業以外では、何人の政府・与党議員・秘書とそのご家族が、儲けたのですか?

④ 竹中さんが日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)の設備投資研究所に在職中、同僚の鈴木和志氏と共同研究をされました。その成果を貴殿の処女作「研究開発と設備投資の経済学-経済活力を支えるメカニズム」(東京経済新報社)に収めた際、何故、鈴木氏の名前を隠し貴殿一人の成果として掲載したのですか?

⑤ クリントン政権時の1994年以来米国が日本に突きつけてきた竹中さんの教科書(年次改革要望書)ですが、2009年版がいつまで経っても米国大使館HPに掲載されません。本来ならば、今頃は報告書が上がってくる時期です。何故政権交代した途端に公開されなくなったのですか? 要望書が来てないのですか?

⑥ 菅新政権に対しては、竹中さんの教科書(年次改革要望書)は公開される(or復活する?)のですか?

⑦ 何故、過去の規制緩和や制度改革のことごとくが、竹中さんの教科書(年次改革要望書)に書かれた通りに実現されてきたのですか? そして過去日本政府は国民にその事実を公表せず、マスコミも黙殺してきましたが、それは何故ですか?

⑧ 郵政民営化法案は、ロバートゼーリック元米通商代表部代表(現・世界銀行総裁:本年のビルダーバーグ会議出席者)が当時郵政担当大臣の竹中さんに送付した書簡(指示書)の通りになっていました。何故ですか?

⑨ 「郵政民営化法案は廃案となったが、これは手取りの時期が少し延びたにすぎない。ほんの少し待てば、われわれは3兆ドル(340兆円)を手に入れることができる」The Wall Street Journal インターネット版 2005年8月8日(参議院で郵政民営化法案が否決され衆議院解散となった日)。これの意味を教えて下さい。

⑩ 何故1990年代、保険業法改正と不況時の時価会計導入のおかげで生保が外資に買収される事態に陥ったのですか?

⑪ 竹中さんは、生保、損保、そして銀行と、日本の金融業が外資に買収された後に、民営化された郵政の株式公開という段取りを組みました。これは何故ですか?

⑫ 何故、郵政民営化について日米2国間の会合が18回(17回?どちら?)ももたれ、そのうち5回に米国生保の代表者達が同席したのですか?

⑬ そのことと先の保険業法改正とはどのような関連がありますか? また4分社化と株式公開後の簡保はどうなる手はずだったのですか?

⑭ 予定通り株式公開された場合、郵政株を外資が押さえる可能性はどうでしたか? またその後状況は変わり、米国発大不況、そして世界金融恐慌も迫るいま、菅新政権が郵政改革法案を先送りにしたその背景は何でしょうか?

⑮ 郵政私物化を進めた西川三井住友FGとゴールドマンサックスの関係は、いったいどのようなものなのですか? 何故そこに竹中さんも絡んでいるのですか? 何故郵政公社時代からの疑惑にゴールドマンサックスの名前がでてくるのですか? 

⑯ 郵政株購入で外資が郵政を支配下に置いた場合、それら外資が2兆4千億円の郵政所有不動産を手にすることを意味していました。そのことで今後何が起こりえたのでしょうか?

⑰ 何故、日本に郵政民営化を命令しておきながら、米国は自国の郵政国営化維持と市場独占を保証しているのでしょうか? 米国郵政民営化の障害は何だったのでしょうか? 日本郵政民営化と米国郵政の案件との比較をお願いします。

⑱ 小泉首相は郵政民営化に先立ち、ニュージーランドの郵政を視察に行かれ、民営化に大失敗した同国の事例を見てこられましたが、それでも日本郵政の民営化を推進された理由は何だと考えますか?

⑲ 竹中さんの実兄が社長を務めるミサワホームが郵政社宅を廉価で買収しています。何故、そのようなことができたのですか? 

⑳ 竹中さんは毎年1月に住民票を米国に移して日本での住民税を払ってませんでした。 今も継続中ですか? 日本人なのに何故ですか?

【追加】 2005年10月21日成立の「日本郵政株式会社法」附則第2条に、「かんぽの宿」売却規定法案が盛り込まれました。これは政府案決定の2日前でした。何故「かんぽの宿売却」を盛り込んだのですか? ギリギリの直前に滑り込ませる必要があったのですか?

【神州の泉から追加質問】 竹中さんは、りそなインサイダー取引疑惑を提起した植草一秀さんの失脚を謀ったのですか?

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2010年6月20日日曜日

パナソニック採用の8割外国人。楽天、ローソンなど大幅増 大学生就職深刻になる一方

無題

日本人大学生の就職難が深刻化する一方で、外国人採用を増やす企業が相次いでいる。国内市場で
成長が見込めず、アジアや新興国で事業を強化するためだが、日本の大学生の前途はますます厳しい。
カジュアル衣料「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングでは、2010年の国内新卒採用者約200人のうち、
外国人が約100人だった。11年も国内新卒採用約600人のうち、半数を外国人にする。

楽天、パナソニック、ローソンなど大幅増
ユニクロが外国人採用を拡大する背景には、海外出店の加速がある。10年8月期上期(09年9月〜10年2月)に
海外で売上げが倍増し、営業利益は4倍以上となった。5年後には海外事業規模が日本を越えるようにしたいと
考えている。

楽天は10年度の国内新卒採用者約400人中、外国人が17人で、現地採用では中国で15人、インドで21人を採った。
国内で採用した外国人は基本的には国内で勤務する。現地採用はエンジニア職だ。11年度は国内新卒採用
450〜500人のうち、70人程度を外国人で増やす。現地採用枠はインドと中国あわせて70〜100人を予定している。

新卒採用1390人のうち日本人は290人
パナソニックの場合、10年度新卒採用1250人のうち海外で外国人を採用する「グローバル採用枠」は750人だった。
11年度は外国人の割合を増やし、新卒採用1390人のうち、「グローバル採用枠」を1100人にする。
残る290人についても、日本人だけを採るわけではないという。

不景気で新卒採用枠が減っているなかでライバルが増えれば、日本人の新卒者は大変だ。
「大学で勉強していない人は就職が難しくなると思いますよ。中国人や韓国人は最低2か国語を話せて、
専門知識の勉強もしています。これまでのような会社に就職してから教えてもらうという考えでは、
外国人と同じ土俵に立てません」

http://www.j-cast.com/2010/06/20069022.html

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2010年6月19日土曜日

いつも IT'S MORE / TERIYAKI BOYZ

こうすれば日本は蘇る!!-予算委員会公聴会-



こうすれば日本は蘇る 2/3



こうすれば日本は蘇る 3/3


【転載開始】衆議院2010年2月24日予算委員会公聴会に菊池英博(公述人 日本金融財政研究所所長)
  [001/003] 174 - 衆 - 予算委員会公聴会 - 1号 平成22年02月24日

○菊池公述人 菊池でご ざいます。
      本日、公述させていただきます資料をお手元につけてございます。クリップでとめてありますが、一枚、こういうレジュメ、A4の表裏になっております。それ から、多く図表を使っております。私は、きょうは図表をかなり使いながら御説明申し上げます。私は、現在でも日本は財政危機だとは思っておりません。どう いうふうにしたらいいか、そういうことは全部、公表されているデータをきちっと分析すれば明らかであるという趣旨に立っておりますので、データを少し多目 に用意いたしました。
 それから、僣越ながら、私が書きました「消費税は〇%にできる」というのが ございますが、この中身がきょう申し上げる一つの趣旨でございます。

      それでは、このレジュメに基づきまして申し上げたいと思います。
  私は、きょうは公述人の六名の最後のしんがりでございます。皆様方、大変お疲れと思いますけれども、こうすれば日本はよみがえるというのをきょうお話しい たしますから、ひとつ御清聴をいただければと思います。 
  やはり今、国民が本当に求めているのは、大きく、チェンジなんです。民主党さん、それから連立政権が成立したということは、そのチェンジを何に求めるかと いうことでございます。ですから、それはこの後半、私なりの意見を申し上げますけれども、それは先生方の場合、特にきょうは与党の方中心になってしまいま したけれども、御如才ないことだと思いますが、私が強く申し上げたい、具体的なことをきょう申し上げたいと思います。 

  レジュメに基づきまして、時間の制約もございますので申し上げます。 
 まず、二〇一〇年度予算、これは私は賛成でございます。
      二〇〇九年度歳入、これは、自公政権による税収入の大幅な見込み違いで、歳入に占める国債発行額が税収を上回るということになりました。これは、敗戦直後 の一九四六年以来、六十三年ぶりの事態。これはまさに経済敗戦です。まさに日本は第二の敗戦を迎えた。完全な敗戦だととらえるべきです。第一回は武力で間 違えた。第二回目は経済敗戦。これは壮大なる経済の失政です。実は、二〇〇一年から始まりました小泉構造改革というのは暗黒の十年だったん ですよ。どこに原因があったか。これが二番目に書いてあります。
 まずは本年度予算でございますけれども、税収が九兆円も激減する中で、連立三党が選挙のときから三党合意で共通政策を掲げまして、その中で可能な限り実 現されたものとして、実は大変高く評価しております。
      特に、コンクリートから人へと具体的に中身もちゃんと整理されておられますし、それから地方交付税の増額、しかも一兆円の予備費を使っておられる。こうい うところにまだ含みを持っておられます。それから、埋蔵金を活用された、十・五兆ですね。それから、国債発行は四十四兆に抑えられた。

  いろいろな面で大変御苦労の結果だと思いまして、私はこの予算案に対しては賛成でございます。九月十六日に新政権が発足いたしましてから、短期間に本当に よくおやりになられたと思いまして、私は高く評価しております。 
 二番目に、税収激減は小泉構造改革とその後の自公政権の当然の帰結だと私は思っております。
      デフレというのは今に始まったことではございません。この後、データで申し上げますけれども、まさに<B>一九九八年以来、GDPデフレー ターはずっとマイナス</B>です。長期デフレ。既に恐慌型のデフレに入っております。長期デフレの元凶は、

  1.財政デフレ、2.金融デフレ、3.リストラデフレ、この三つに集約できると私は思います。

 まず第一に、基礎的財政収支均衡策というのをとってまいりました。これは二〇〇二年からですね。実は、デフレのもとで緊縮財政をとるということ自身は、 これは歴史的に見て絶対失敗しているんです。昭和恐慌もそうです。大恐慌もそうです。これはもう教訓で、こういうことをやるということは、おおよそ経済の 歴史のイロハを知っている人では考えられないことです。
 それともう一つは、日本の体質に合わない均衡財政の政策をとった。この後、データで申し上げますけれども、実を言いますと、日本は均衡財政というのは合 わないんです。それをとって、そして目標を定めようとした。それで、交付税交付金、こういうものをこの二〇〇一年度から八年間の間に六十兆を削減していま す。この数字は二〇〇〇年度をベースにしまして、毎年ずっと削減していますから、全部累計いたしますと、二〇〇八年度まででちょうど六十兆になります。で すから、地方はからからになる。最近では、もうシャッター通りどころではありません。そういう状況になってしまったのは当然です。

 それから二番目には、金融三点セットの強行。これは、ペイオフ、時価会計・減損会計、それから自己資本比率規制ですね。ともにデフレのときにこういうこ とを強行すれば、金融はどんどん縮小します。特に時価会計。竹中さんがやられたことは、デフレをやっておいて、それで時価会計・減損会計を適用して、資産 がどんどん下がりまして、不良債権をどんどんつくり上げる。つくり上げて自己資本を落とさせる、そして銀行をつぶす。UFJ銀行なんかは、あれは意図的に つぶしたんです、私ははっきり本に分析してありますけれども。そういうことをしていったから、結局は金融機能がどんどん縮小している。これが二番目のこと です。

 三番目には、無謀な規制緩和、特に二〇〇二年の労働法の改定です。これは、説明さえすれば解雇が自由になったんですね。これはまさに戦前ですよ。あるい は十九世紀かもしれません。
      ですから、そういうことで、結果は十年マイナス成長、十年デフレから恐慌型のデフレ。まさに構造改革というのは悪魔の改革です。事態を真剣にきちっと認識 すべきだと思います。

 それで、現在はGDPは四百七十兆円程度ですね。これは一九九一年並みです。つまり、二十年前です。それから、税収三十七兆、これは一九八五年、つまり 二十六年前。こういう形になってしまった。これは実は極端な投資不足というのがあります。この後、データでお話ししますけれども、経済のエンジンである投 資が不足している。それから、まさにガス欠状態で失速ということですね。ですから、まずこれから重要なことは、いかにしてこの基本的な経済を持ち上げるか ですよ。

 どうしてこんなことになったかといいますと、この二〇〇一年からの構造改革のベースというのは、アメリカのレーガン・モデル。レーガンが一九八一年以降 ずっとやってまいりまして、その後、二〇〇一年からはブッシュですね。そうした共和党のモデルをそのまま、言うならば、まねごとでまねてきた。ですから、 法人税、所得税を引き下げる、社会保障をカットする。その反面、消費税を上げよう、上げようと思ってきたわけです。

      そういうことで、結局、新自由主義とか市場原理主義、これをやったおかげで、実を言いますと、アメリカはレーガンの時代、皆さん御存じのとおり、一九八一 年からレーガンが大幅な減税をやり、法人税も下げ、所得税も下げました。軍事拡大をやりましたから、歳出の増加もふえました。その結果、双子の赤字、貿易 収支それから財政が赤字になりましたね。それで、一九八五年には債務国になったんですよ。だから、この考えをとれば、まさにその典型的な母国であるアメリ カが債務国に転落しているわけです、日本だって危なかったんです。今だって国家陥没の危機に達しています。

  ただ、幸いなことに、戦後六十三年ぶりの、税収が国債よりも少ない国なんですけれども、我々は、現在二百五十兆から三百兆の対外債権、海外に金を貸してい るんですよ。世界一の金持ち国家なんです。これは全然、敗戦国だけれども、違います。これをいかに活用するかということですね。 
  それでその次、三番目は、日本はもはや平成恐慌、それから四番目は、クリントン・モデルが参考になると書きました。 
  ここのところはちょっと図表をごらんいただけますか。恐縮ですが、めくっていただきますと、こういうのがございますね。カラーで下が黄色くなっていまし て、上に図表がございます。ちょっと小さくて恐縮ですけれども。 
  私は、こういう平成恐慌というような意見を持っておりますので、どういう根拠かということをしっかりと申し上げたいと思います。

 

まず、左の上、上が昭和 恐慌、下が平成恐慌です。実は非常に似ております。違いは、昭和恐慌というのは二年間でどかんと来た。しかも、平成恐慌は、実は始まったのは一九九八年か らデフレなんですけれども、実際には二〇〇一年、小泉構造改革になってから加速されまして、まだ続いているんですよ。国民は真綿で首を絞められているよう になって、ゆでガエルという表現がございますね、まさにゆでガエルで、微温の中でカエルがいい気持ちだと思っているうちにだんだんと干上がっちゃうという 例がございますが、そういうような状況です。

  左上を見ていただきます。昭和恐慌は、実はこのときも、一九二五年からGDPデフレーターはマイナスでした。上のグラフの赤線で右下に点線がとんとんと落 ちているのがGDPデフレーターの数字でございます。これは一九二四年を一〇〇にして、二五年から前年に比べてマイナスになってきましたから、それをこう いうふうに指数化したものです。

  それで、一九三〇年に、当時の浜口雄幸、この方は大蔵省出身の憲政会の首相です。この方と、それから日銀出身の井上準之助大蔵大臣、この二人の方がタイ アップして昭和恐慌ということをして、財政を、思い切って、前年に比べて五%、一〇%削減しました。その左上のグラフで黄色になっていますね。一〇、一五 と落ちています。これで落ち込んで、それで結局、その下を見てみますとマイナス三〇とありますでしょう。つまり、デフレが始まってからもう三〇%もデフレ になった。

  そこで、一九三一年九月に満州事変が起きたんですね。それで、その後、浜口さんも井上さんも二人とも暗殺されていますけれども、その後、政友会が政権をと りました。言うならば、政友会というのは党人派ですから、今回民主党さんが政権をとったのと同じように、官僚政治から党人派政治といいますか、そういう政 治的な変換があったことは事実です。そして、今度は高橋是清が財政を中心にどんどんと支出をする。同時に、金本位制を緩めて、金融を緩め、金利も下げると いうことにしました。上のグラフの黄色が、三一年のところからぐっと上がっていますが、これが二二とか二〇とかありますが、これは財政支出の前年度比で す。

  一方、下をごらんいただきますと、平成恐慌というのは、まさにこれと類似して考えますと、これを横にずっと伸ばしたような感じでして、GDPデフレーター と言われるこの赤ですね、これが一九九八年からマイナスで、既に現在はもう二〇%に達しています。非常に怖いのは、昨年十―十二の経済の速報値が出ました ね。そのときのGDPデフレーターはマイナス三%です。これは初めてです。デフレは一挙に進みます。

  それから、その下のところの黄色にありますね、これが投資項目でございまして、公共投資、それから地方交付税交付金をどんどん削減して、三〇%の削減。そ うすると、数字の上で昭和恐慌に非常に似てきております。ただ、昭和恐慌のときはどかんと来たから、我々は満州事変なんかが起きて大変だと思ったんです が、今は、ゆでガエルみたいになっているということではないか。真綿で首を絞められているような状態ですね。

  その下をごらんください。日本は政府投資で民間資本を補完する経済体質だ。ここに実は日本経済を見る一つのポイントがあるんです。
  先生方は十分御存じと思いますけれども、グラフ化してみますと、これは、一番左が一九七三年、第一次石油危機のときから始まっています。それで、上のグラ フは、赤いのが歳出額、その下が税収です。ですから、第一次石油危機以降ずっと歳出額の方が多いんですよ。つまり、財政はいつでも赤字です。この赤字分 は、実はほとんどが建設国債なんですよ。

  どうしてかといいますと、第一次石油危機以降、日本は大変に輸出が伸びましたから、国民の預貯金がふえました。だから、この国民の預貯金を民間企業では使 い切れなくなったんですよ。そこで、それを何とか国内で回さないといけないから、そういう面から公共投資というのが大きくクローズアップされて、それが社 会資本の充実となってきたわけです。これははっきり言って大変成功でした。成功だったから、その一番下に、名目GDPが下から右に上がっていますね。こう いうふうにして安定成長がずっと継続したんですね。

  それで、バブルで確かにこれはつまずきました。だから、その後、税収が減った。税収が減ったから、さあ大変だというので、一九九六年に橋本財政改革を発表 して、九七年に増税と公共投資を削減するという財政改革をやった。ここで、がくんと経済が、今までのこういうパターンがとまってしまった。それで金融恐慌 も起きました。

  それから、九九年から二〇〇〇年にかけて、小渕内閣のときですけれども、公共投資を出したりして一時は成功したんです。ところが、二〇〇一年から小泉内閣 が構造改革と称してやったことは、前の橋本改革と同じことです。さらにそれを極端にやった。さっき申し上げております。国内を締めつけて、基礎的財政収支 を一時は黒字というふうにしましたけれども、それは結局、輸出に伴う税収が主で、二〇〇八年のリーマン・ショックによって一挙にそれがついえた。それで、 これがまさにワニの口のように開いちゃった。

  まさにこれで言えることは、日本はやはりまだまだ貯蓄があります。輸出が伸びていますから、貯蓄もこれからふえます。減ると言う人はいますけれども、高齢 化に伴い減るということはあっても、まだまだ貯蓄は流れとしてはふえると私は思っています。ですから、そういうことを考えますと、やはりこういうふうにし て、民間投資では賄えないものをしっかりと政府投資でやっていかなきゃいけないことは事実です。

  ただ、問題は中身です。
  その次のページをごらんくださいますか。右上の二ですね。この右上の二は、はっきり言いまして、国民がいかに今までだまされてきたかということです。
  二〇〇二年から七年ぐらいまで、イザナギ以来の好景気だなんて言われましたね。しかし、これは実質成長だったんですよ。実質成長というのは、これに書きま したとおり、デフレが進んでいるときには、デフレの裏返しにすぎないんですね。

  そこのグラフの下の方に、右下に点線ですとんと落ちているのがGDPデフレーターの推移です。一九九七年を一〇〇にしていきますと、ずっと下がりまして、 今、ここのところではどかんと落ちましたから、右下に一三とありますけれども、これがもう一七、八まで、いずれ、すぐ二〇%になると思います。
  実質成長というのは名目成長からGDPデフレーターを引いたものですから、GDPデフレーターがマイナスですから、マイナス、マイナスでプラスになっちゃ うんですよ。それで結局、実質成長だ、実質成長だと小泉さんがやった。特に自公政権時代、ついこの間までそうですが、言ってきた。しかも、イザナギ以来の 景気拡大だと言ってきましたね。

  実を言いますと、イザナギ景気というのは一九六五年からほぼ五年間続きました。名目GDPは倍増しました。しかし、毎年減税しながらも、税収も二・二倍ぐ らいになった。本当にイザナギ以来なら、税収も上がらなきゃいけないんですよ。上がっていないでしょう。
  論より証拠で、これはもう本当に国民がだまされた。本当に、自公政権というのはそういう意味では国民だましもいいところです。きょうお差し上げしました私 の本の第一章は「国民はこんなに騙されている」と書いてある。全部客観的データです。

  その下をごらんください。
  名目GDP国際比較。これはやはり、一九九七年を一〇〇にして見ますと、一番右下でどかんと落ち込んじゃっている。今はもう四百七十だ。しかし、これは早 晩、すぐ四百五十に落ちると思います。

  その次のページをごらんくださいますか。どうしてこうなっちゃったのかということです。
  実は、これは基本的には投資が足らないんですよ、経済の理屈からいいまして。
  それで、この投資が実際に名目GDPあるいは我々の国民生活にどの程度プラスになっているかという判断をする基準は、御存じと思いますが、純投資という概 念があるんですね。純投資というのは、設備投資の増加から減価償却を引いたものです。

  それでいきますと、上のグラフは民間です。右の方を見てみますと、小泉デフレのときには少し上がったり下がったりしましたけれども、今はどかんとおっこち ちゃった。それから、下は今度は公的資本、つまり公共投資の増加ですね。これを見ていきますと、この左上から右下に落ちている赤い線、これは公共投資の増 加です。毎年落としてきました。それから、下から黒で右上にとろとろ上がっているのが資本減耗額、つまり減価償却。二〇〇七年からこれが逆転しています。

  つまり、完全に国家陥没の段階に入っているんです。ここに大きな問題があって、だから、民主党さんの、連立政権の方針で、まさに生活第一、そちらの方へお 金を回していこう、この考えは正しいんです。もっとここにウエートを置かなきゃいけないということは、こういうところではっきりしています。
  その次のページをごらんくださいますか。

  実は、こういうときにどうしたらいいかというので非常に参考になるのは、アメリカのクリントン元大統領が一九九三年から五年で財政赤字を解消した、こうい うのがございますね。これは余り日本では言われていないんですけれども、これを見てみますと、非常にはっきりと方法がわかると思います。

 

 まず、クリントンのモ デルの上を見てみますと、まず、歳出総額、毎年三・二%。それを義務的経費と裁量的経費ということにして、問題は、歳出総額のふえた分を、その下に社会的 共通資本と書いてありますけれども、これは政府投資、政府が有効需要喚起のために支出している数字です。道路・輸送、それから地域開発、教育訓練、ここに 集中したんですよ。実にこれを八年間続けたんですよ。それで結果的には経済が活性化した。それから民間投資も出てきた。それから、ITなんかについては、 当時出ましたけれども、投資減税を積極的にやっています。

      それで、その左下のグラフですね。
  時間の関係がありますから細かいことはちょっと御説明できませんが、このグラフは、右の方のところに一三三とありますけれども、財政支出というのはこの八 年間で一・三三倍になっているんですね。ところが、中身を社会的共通資本とか公共投資に集中した結果、一・四六とありますね、一四六。だから、中身のウ エートをそういう投資項目に集中して、その結果、その上の名目GDPが同じように比例して上がってきているということになります。 

  それで、右下が財政赤字の解消です。クリントンの財政政策、その上の右の方に書いてありますが、毎年、歳出額を年平均で三・三%ふやした。アメリカはこの ころ財政赤字で、しかも債務国ですよ。日本は債権国なんですよ。それでも、アメリカは債務国だけれどもこれをやった。 
  それから、社会的共通資本、そういうようなところに政府投資をやって、有効需要を喚起した。 

  中小企業に対しては投資減税をやった。 
  それから、財政健全化のために、所得税の最高税率が三一%だったのを三六%に上げる。それで、さらに付加価値税というのを課しましたから、実は最高税率は 三九・六です。所得税を上げたんです。累進課税を強化した。それから、法人税も三四から三五に上げました。それからまた同時に、加速償却分を調整するとい うようなことをした。 

  要するにアメリカの民主党の考え方は、今、オバマも同じなんですけれども、有効需要が足らなければちゃんと政府がそれを喚起するようにしますよ、そのかわ り、景気がよければ所得が上がるでしょう、法人所得も上がるでしょう、そうしたら、税率は上げておくからちゃんと政府に返してくださいね、こういう政策な んです。だから拡大均衡していくんです。 

  その次を見てくださいますか。その次のページをめくってください。 
  そうすると、皆さんの方からは、いや、そんな金は日本にないよ、財政赤字だとおっしゃいますね。しかし、そんなことはありません。私は、この表から、日本 は財政危機じゃないということを申し上げます。 
 純債務で見た日本の財政、左の方をごらんいただきますと、粗債務とありますね。そして、粗債務の下には八百四十七とありますでしょう。この数字は実は、 二〇〇八年十二月末なんです。これは金融資産との関係でこういう形にしておりますが。

      これで見ていきますと、上の五百四十五というのは一般会計なんです。その下は特別会計なんです。特別会計が実は三百二兆ある。この特別会計というのは、実 は国民の債務じゃないんですよ。先生方が十分御存じのとおりだと思います。

  その下をごらんください。もっと内訳にしていますね。そうすると、これは何かといいますと、政府が集めたお金を財政投融資で貸す、あるいは短期証券で集め たお金でアメリカの国債を買ったり、それから外貨を買ったり預金したりしている。そうすると、最終的に特別会計の債務を払ってくれるのは、右下のところに 書いた最終借入人なんですよ。だから、これは全然国民の債務じゃないですよ。ですから、八百兆だ八百兆だ、大変だ大変だともう十何年前から言い続けていま すが、全然オオカミが来るはずはありませんよ。 
 ですから、先生方にお願いしたいのは、チェンジは、まずこれを変えてもらいたい。発表をやめることです。特別会計は別計上する。そうすれば、現在大体五 百四十兆ぐらいです。少し今回上がるといったって、それはその右にあるとおり社会保障基金等でかなりカバーされていますから、純債務という形で見れば、真 ん中辺にある三百九兆、現在大体三百兆ぐらいです。

    その次のページをごらんください。その次のページは、私の意見を裏づけるようにして、上には加藤寛さん、税制調査会長を十年もやられた方が産経に、純債務 で見れば二百五十兆、債務の半分は二重計上と書いていらっしゃる。財政危機じゃないと。加藤寛さんがおっしゃるんだから間違いないんですよ。

 それで、その下を見ていただくと、私がさっき申し上げたとおり、日本の資金循環を見ますと、お金が余っているというのはこの数字でわかるわけです。一番 左が個人ですね。これは、家計、企業、政府、海外と来ますと、最終的に余るのは一番右に行くんですよ。そうすると、これは、あの二〇〇二年のときには百五 十兆ぐらい。ところが、小泉構造改革で国内をぎゅんぎゅん締め込んだものですから、余った金はどんどん海外へ行って、二〇〇六年には三百兆。今、少し下 がっても二百五十兆あります。これだけの金はあるんですよ。

    こういうことを言いますと、反対する人は、いや、それはみんな使っているじゃないかと。とんでもない。使っているのもありますよ、アメリカの国債を買った り。でも、証券投資した分なんか、日本の景気がよくなれば戻ってくるんですよ。十分使えます。
 それで、時間の関係で、恐縮でございます、最後にもう一度、一枚のメモに戻っていただけますか。最初に申し上げた一枚のメモの裏をごらんください。

      まず、民主連立政権は何をチェンジすべきなのか。今申し上げました。一番チェンジすべきなのは、やはり金融財政政策の全面的転換、デフレからの脱却だと思 います。今までも、例えばアメリカ大恐慌もそうですし、それから昭和恐慌もそうです、政権がかわったときに何をチェンジしたかというのは、財政金融政策を チェンジして、国民にデフレから脱却しろと安心感を与えることです。まだちょっとこれからの段階でしょうね。これを一つぜひお聞きしたい。それから、その 辺につきましては、今申し上げた財政危機でないということもきちっと国民にも言っていただきたい。
  それから、冒頭に申し上げた金融三点セットというのも、実はペイオフなんかでも、アメリカなんかでは今、全面停止しています、ヨーロッパでも。日本はこれ をやっています、時価会計、減損会計。 

  この辺のところは亀井大臣がかなり頑張っておられるようですけれども、本当ならこれはストップすべきです。アメリカは停止していますから。アメリカという 国は大人なんですよ。こういうのをつくっておくけれども、いざというとぱっと変えちゃう。日本は、一生懸命でまじめなんですね。守り過ぎて、それで結局、 首を絞めているのは末端、末端というか一般の企業です。 

  それで、最後にデフレ解消策ですが、まず輸出大国から社会大国、これはもう既に内需拡大ということをおっしゃっておられますけれども、そういうことにして いただきたい。 
  輸出大国というのは、皆さん御存じと思いますけれども、現在、輸出しますと消費税は五%還付されますから、依然として輸出業者には五%の補助金が出ている んです。だからみんな輸出するんですよ。私は、輸出がそう伸びることは否定はしません。しかし、国内をもっとグレードアップすることを考えるべきだと。

 それで、中心になるものが、医療とか医療産業、脱石油、環境、教育、農業ですね。特に、今いろいろと、既にもう昨年暮れに民主党さんが長期戦略を出され ていますから、それは私は結構だと思います。ただ、焦点としては、医療、エネルギー、脱石油、それから環境、こういうものに焦点を絞って一つのプロジェク トをつくって、もう五年、十年単位ぐらいです。それでこれは、まず社会的インフラをつくり民間投資を呼ぶような形、これをぜひやっていただきたいと思いま す。

      重要なことは、消費よりは投資なんですよ、今足りないのは。投資を喚起しなければ経済は成長しません。ですから、消費減税をしろということを言う人がいま すけれども、私は、消費減税をする余裕があるなら投資減税です、そっちの方にやるべきだと。
 それで、私が考える五カ年の二百兆プランといいますのは、毎年四十兆を五年継続する。そして、政府投資で三十兆、それから投資減税等で十兆、こういうも のを続けていただくのがよろしいんじゃないかと。財源は、そこに書きましたとおり、私は、特別会計の埋蔵金、今まだ七十兆ぐらい、この三月末にも出ると思 いますが、可能な限り、例えば五十兆なら五十兆捻出する。

      それから、特別会計は全面的に今見直しをされておられると思いますけれども、原則特別会計は廃止されるといいと思います。それによって、そこからきちっと 捻出したお金で投資勘定に向ける、一般会計ですね。
 それから、あとは、法人税、今三〇ですね、これを四〇%に引き上げる。中小企業には投資減税をする。所得税の最高税率を四〇だったのを五〇に引き上げ る。高所得者には控除削減をする。低所得者は減税する。それから、地方税のフラット税制、今一〇%フラットですが、これはぜひ累進課税の一五%、二〇%に 引き上げていただく。こういうことによって、所得の再配分機能を強化していただく。

 それから、政府が投資する以上は、ちゃんと法人税も所得税も上げるんですよ。今、金持ちは裕福で、六本木族みたいなのがたくさんいるでしょう。あれは ツーマッチなんですよ。この前、菅副総理があそこにはたくさん減税していると言うけれども、そのとおりだと思います。
      それで、最後に申し上げたいことは、こういうふうになりますと、私の計算では、名目GDPは四―六%、実質で三―四%、五年目には六百五十から六百八十 兆。今民主党さんが十年で考えられているのは五年でできます。税収は五年目で七十から七十五兆。純債務で見た国民負担率というのは五年で四五%ぐらい、今 これは七〇ぐらいいっているんですけれども、落ちます。

  最後に申し上げたいことは、未来にすくむな日本人、危機唱えるよりも行動をと。やはりしっかりと、もうみんな、何か評論家みたいなのがたくさんいるでしょ う、あれが大変だ、これもだ。何かこうやりたいと言うと、ああでもない、こうでもない。これじゃだめなんですよ。本当に日本は、そういう意味では苦境に弱 い国だなと私はつくづく思います。もともとそうじゃなかったと思うんですけれども。ですから、ぜひ、危機唱えるより行動を、そのリーダーとしてこの連立与 党が多くの国民を指導していただきたいと思います。 
  どうも御清聴ありがとうございました。(拍手) 【転載終了】

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2010年6月18日金曜日

偉人・著名人たちの猫にまつわる32の名言・迷言

・ネコ科の一番小さな動物は最高傑作である。 —レオナルド・ダ・ヴィンチ

・ネコは人が思っているよりずっと利口である。そしていつでも犯罪を習得させることができる。 —マーク・トウェイン

・犬を飼うことは出来る。だがネコの場合、ネコが人を飼う。なぜならネコは人を役に立つペットだと思っているからだ。 —ジョージ・マイクス

・ネコを嫌う人には気をつけろ —アイルランドのことわざ

・人が拒絶を理解するには、ネコに無視されればよい。 —アノン

・自分の家が大好きだからネコが好きだ。しばらくしたらその二つは見える魂になる。 —ジーン・コクトウ

・惨めさから抜け出す慰めは2つある。音楽とネコだ。 アルベルト・シュバイツァー

・ネコに迎え入れられることより心が暖まることは、人生にはそうない。 —テイ・ホホフ

・トラを抱きしめる喜びを知りたがる人間のために、神はネコをお創りになった。 —フェルナンド・メリー

・ネコは犬よりも利口だ。雪の上でそりを引いてくれるネコを8匹も集められない。 —ジェフ・ヴァルデス

・我々は心の奥深くに同じ欲望がある。ネコはそれに沿って生活している。 —ジム・デイヴィス

・ネコの目には、全てのものはネコに属していると映っている。 —英語のことわざ

・この世でどうネコに接するかが、天国でのステータスを決める。 —ロバート・A・ハインライン

・どれだけ多くの時間をかけても、猫との良き思い出は消えない。どれだけ多くのテープを使おうと、ソファに残されたネコの毛は取り除けない。 —レオ・ドウォーケン

・一匹のネコから次へと広がる。 —アーネスト・ヘミングウェイ

・ネコの飼い主が知っているように、誰もネコを所有していない。 —エレン・ペリー・バークリー

・ネコを嫌いな人は、来世ではネズミとして戻ってくる。 —フェイス・レズニック

・ネコも当然男の親友になれるが、ネコはそれを認めてはくれない。 —ルイス・J・カミュティ

・ネコはどこに座れば不便になってしまうか、その正確な場所を数学的に計算できる。 —パム・ブラウン

・ネコは気にかけてくれる。例えば本能的に、我々が何時に仕事に行かないといけないのかを知っており、目覚まし時計がなる20分前に起こしてくれる。 —マイケル・ネルソン

・ネコは床が水であるかのように体を投げだす。 —ウィリアムス・リオン・フェルプス

・ネコは人間に対する意見を持っている。ほとんど何も言わないが、全部を聞かないほうがいいのは確かである。 —ジェローム・K・ジェローム

・ネコのようにミステリアスに書けたらと思う。 —エドガー・アラン・ポー

・ネコの愛より偉大なギフトがあろうか。 —チャールズ・ディケンズ

・ネコは絶対的な正直さを持っている。 —アーネスト・ヘミングウェイ

・僕は家にいるどの猫とも喜んで立場を変えていい。 —ジョージ・ネイ

・イスタンブールで会った男が、絶対に神はネコだと言った。どうしてそれがわかるのかを尋ねたらこう言った。「神に祈っても、無視されるから」 —ローウェル・トーマス

・犬は自分を人間だと思っている。猫は自分を神だと思っている —不詳

・犬は呼ばれたら、すぐに来てくれる。猫はメッセージを取って去り、あとになって帰ってくる。 —メアリ・ブライ

・猫の持つ清潔さ、愛情、忍耐力、尊厳さ、勇気の質を考えると、何人が猫になる能力を持っているだろうか —フェルナンド・メリー

・夫に出ていってもらった。うちのネコが夫にアレルギーだったので。 —不詳

・ネコのトレーニングは難しいと聞いていた。そんなことはない。我が家のネコは僕を2日でトレーニングした。 —ビル・ダナ

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2010年6月7日月曜日

Paul McCartney - C'mon People

次の参院選は国民新党に投票する(ツイッターより)|Aobadai Life

亀井静香については、昨年、国策捜査としての西松事件が

起こされたときに、小沢一郎、大久保秘書を徹底擁護し、

警察官僚の立場から、アドバイスを送り続けたこと。


また、時折、テレビでもCIAに対しての批判を行っているなど、


国民政治家として、既得権勢力と戦う姿勢を鮮明にしてくれている点を支持します。


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菅新政権で、自主独立派の気概を受け継ぐのは亀井静香。

1~3月の日本の年率GDPは、年率4.9%成長を果たしたが、

これは昨秋、積極財政を亀井静香が、

菅直人と大げんかの末、押しきって7.2兆円の財政出動をした成果だ。

また、郵政民営化問題、大臣記者会見の開放など、公約に筋も通す


国民新党の主張は、郵政民営化問題の解決のほかに、

積極財政、外国人参政権反対、夫婦別姓反対がある。

また、従米路線が際立つ外務省を、

「(米国)国務省の外局だ」と呼ぶなど、

基本的には、古き良き自民党というか、

保守本流の国民政党の主張を行う。

*私は夫婦別姓は容認派なので意見は違うが


アメリカと官僚におもね、

第二自民党化をする民主党のブレーキ役が、

社民党と国民新党だった。

だが、選挙情勢は厳しく、参院選では議席確保が難しく、

民主党が過半数を確保すると、

連立を菅から追い出される可能性がある。

積極財政派の亀井静香は、

菅にとっては邪魔となるはずだからだ


私は次の参院選は国民新党に投票するつもりだ。

理由は今後の菅政権は、財務省より、

アメリカよりになって、

既得権益打破からは遠のく可能性があり、

国民新党の連立内影響力を確保したい。

また、小沢が持ちかけたように、

民国合併の可能性もあるわけで、

その際に、小沢復活の力になるだろう

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2010年6月2日水曜日

ホーム&アウェー(Home and Away) : monogocoro ものごころ

ホーム&アウェー(Home and Away)

アフガニスタンとイラクで戦死した人達の、住んでいた場所と死亡地点を関連づけたインタラクティブマップ。

ホーム&アウェー(Home and Away)

平和維持の為に参加した人々が、世界中に存在&亡くなっていることが分かります。

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小沢は両院議員総会で議員の発言を禁じた : 二階堂ドットコム

小沢批判をかわし辞任論を出させないというところか。小沢は「このままだともたない。両院議員総会で解任しろと突き上げがある(全部小沢の考え)、俺も辞任するから一緒に辞任しよう」と鳩山をだました。

 由起夫も議員総会で全部しゃべってやればいいんだ。「議員総会で解任をすると小沢と輿石に脅されました」って。

 それにしても平野官房長官は使えないな。あいつも俺の情報元としてはいい線行っていたんだが。使えなくなったらバラされてもしょうがないわな、いろんなことを。

 

 小沢一郎は菅と原口で代表戦をやる算段らしいが、普通ならあり得ないよな、その前の閣にいた閣僚が、責任も取らずにのうのうと代表戦(=総理のいす)に出るなんて。所詮小沢傀儡のくりかえしだよ。

 それにしても、民主党は言論統制だね。両院議員総会で「議員が発言してはいけない」んだって。要するに小沢も一緒にやめろっていわれたくないんだろ。細野ですら「そりゃないんじゃないの」と言っているよ。でも、いまや小沢のポチだからなにも言えないみたいだけど・・・あんな暴力団と選挙協力やるような小沢みたいな半分なりすましになんでアタマ上がらないんだよ。何が怖いのあんなのの。暴力団が背景にいる程度でしょ。別に本人たいしたことないんだから。あと周りにいるのは提灯持ちばっかりでしょ。なんで何も言えないかなぁ。あの程度のジイサンに。

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2010年6月1日火曜日

まとめたニュース:【医療】がん治療薬技術を開発 鹿児島大・小戝教授ら

鹿児島大学は28日、大学院医歯学総合研究科の小戝(こさい)健一郎教授(47)=遺伝子治療・再生医学分野=らのグループが、正常細胞を傷つけず、全身のがん細胞のみを破壊する治療薬の技術開発に成功したと発表した。薬が実用化されれば、末期がんや進行がん患者らの症状改善が期待できるという。薬は米国の企業が試作中で、2〜3年内に臨床試験を行い、その後実用化される見込み。

小戝教授らは、ほとんどのがん細胞で大量に発生する遺伝子「サバイビン」に着目。開発した技術はウイルスを活用しており、がん細胞のサバイビンにウイルスが反応し、増殖しながら細胞を破壊する。正常細胞では増殖しない。マウス実験で効果が確認された。

小戝教授らは、ウイルスの遺伝子配列を細かくパーツ化し自由に組み合わせる手法を開発。これまで研究者の手作業だったウイルス作製が、システム化された手順に従えば多種多様にできるようになり、新たな治療法につながった。

がん患者に従来から行われる遺伝子治療は、安全性に問題はなく、治療しようとするがん細胞には有効だったが、転移したがん細胞の破壊や増殖を抑えることはできなかった。

これまでのウイルスを使った治療法も、がん細胞を効果的に破壊することは可能だったが、正常細胞とがん細胞の詳細な識別ができないなど欠点があり、再発の恐れがあった。
 
小戝教授は「新しい技術を生かしたウイルス薬は、全身のがん細胞だけを殺すことができる。末期、進行がん患者の治療に効果が期待される」と話した。

ソース
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=24239

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