2011年2月1日火曜日

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とろろ汁

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「梅若菜まりこの宿のとろろ汁」芭蕉。梅がほころび初め、若菜が萌える季節になって、東海道はこの季節、鞠子宿のとろろ汁が美味い。 安藤広重「東海道五十三次」の浮世絵「鞠子」は殆どの人がご存じでしょう。画面中央に蕾が膨らんでやや色づいた梅の木があり、藁葺きの茶店には「御茶漬」「酒さかな」「名ぶつとろろ汁」と書かれています。 腰かけた旅人はとろろ汁を食べ、寝込んだ赤子をおぶったおかみさんが、盆に何かを載せて相手をしています。左手の道を老人が肩を丸め、棒に笠と筵を通して担いで、力なく歩いて行きます。 腰かけてとろろ汁をかき込んでいる二人の旅人は、弥次・北がモデルらしいのですが、店に入ったら夫婦喧嘩がはじまったので、とろろ汁にありつけたのかどうか。

鞠子宿は静岡県静岡市駿河区丸子にあり、東海道五十三次の20番目の宿場で、丸子宿とも書きます。東海道中でもっとも小さい宿場で、天保十四年(1843)の記録によると、家の数は211軒、旅籠は24軒であったと言います。名物とろろ汁の老舗「丁子屋」は、慶長元年(1596)創業で現在も営業しています。
(「膝栗毛の世界」「東海道中膝栗毛」「Wikipedia」「東海道五十三次・広重」より)

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