2009年4月12日日曜日

黄昏て“爺放談”:吉田拓郎の“流星”


2009年04月12日

吉田拓郎の“流星”




流星

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流れる星は 今がきれいで ただそれだけに悲しくて
流れる星は かすかに消える 思い出なんか残さないで
君の欲しいものは何ですか 僕の欲しかったものは何ですか

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僕はいつも自分に言い訳している・・・・・
そう・・・・・そして言い訳をしながら・・・・・そっと肩の荷をおろす。
背中に背負った荷物も、心のもやもやも・・・・・・

>君の欲しいものは何ですか 僕の欲しかったものは何ですか

そうですね・・・・・
それは通り過ぎた時間、時代。
置き去りにしてしまったようなその時間時代の中の僕自身。

それが僕の欲しかったもの・・・・・
いや、今欲しいものかも知れません(笑)。

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確かなことなど何もなく ただひたすらに君が好き
夢はまぶしく 木洩れ陽透かす 少女の黒髪もどかしく
君の欲しいものは何ですか 君の欲しいものは何ですか 

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知り合ったのはその“君”がまだ10代のころ・・・・・・
そして今、傍らの君は母になり、母の母になり。

今もし“君の欲しいものは何ですか”なんて聞こうものなら・・・・・・

「なにを馬鹿なことを・・・・・」

と、現実的な、
そんな今の君は訝しそうに言うに違いない。

日々夢を見続け、追い求め続ける僕と・・・・・・
毎日、くる日もくる日も現実と向かい合ってきたそんな“君”。

きっと知らないだろうな・・・・・
きっと思いもよらないだろうな。

今・・・・・
僕が“僕の欲しかったものは何ですか”なんて・・・・・
昔の僕に聞いているなんて。

そして時々・・・・・そんな昔の君に語りかけてるなんて・・・・・

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心をどこか 忘れ物 ただそれだけで つまはじき
幸せだとは言わないが 不幸ぶるのは がらじゃあない
君の欲しいものは何ですか 君の欲しいものは何ですか

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吉田拓郎も還暦・・・・・・

“暦還り”

そんな時代も悪くないなぁ・・・・・と。
・・・・・ね(笑)。



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