2011年1月19日水曜日

江戸患い

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江戸では、玄米にかえて精米された白米を食べる習慣が広まった為に富欲層に脚気患者が多く居ました。元禄年間には一般の武士にも発生し、文化・文政期には町人の殆どが白飯を食べるようになって脚気が増えたのです。 江戸詰めの武士で罹った者が多くいたようですが、故郷に帰ると治ってしまうので「江戸患い」と恐れられたそうです。 徳川綱吉も舘林藩主だった頃に脚気を罹ったそうですが、練馬の別荘で療養して治ったと言います。綱吉は練馬の別荘にいた時に尾張藩から贈られた尾州大根の種を蒔いて育てました。これが練馬大根の始まりと言われています。この大根を沢庵漬けにして食したそうですから、沢庵漬けの糠に含まれるビタミンB1が、綱吉の脚気治療に一役かったのかも知れません。

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