2010年9月24日金曜日

yebo blog: MI6の公式歴史本が出版

イギリスの対外情報部 MI6 の歴史を公式にまとめた本が21日に出版された[bbc]。公然の秘密だった組織の本が出版されるのは、キャメロン政権が進めている緊縮財政の影響かも知れない。執筆はベルファストのクイーンズ大学のキース・ジェフリー教授で、極秘文書の閲覧を特別に許されて全810ページの「MI6: The History of the Secret Intelligence Service 1909-1949」を書き上げた(エージェントの本名は伏せられている)。1909年の創設から冷戦まっただ中の1949年までのスパイ活動が詳述され、イギリスの著名な作家で「月と六ペンス」で知られるサマセット・モーム、「第三の男」を書いたグレアム・グリーン、児童文学作家アーサー・ランサムらが所属していたことも公式に確認された。スパイに与えられているとした「殺しのライセンス」は神話だとか。スパイが違法な殺人を行った例は40年間で2件に過ぎなかったとのこと。それに、暴露されたといっても1949年まででそれ以降は未だに秘密の中にあるし、この年代に入るブレッチリー・パークの全貌は明らかになってないように思う。翻訳本はいつになるのかな?

Posted via email from realtime24's posterous

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