2009年11月15日日曜日

島根県女子大生不明事件と日本の建設国債に見る情報操作。 taked4700

島根県女子大生殺害事件は情報操作がされているようだ。この事件についてともうひとつ日本にとり多分もっとも大掛かりなうそである建設国債について述べる。

1.あるテレビ局の取材により、被害者が行方不明になった10月26日午後9時半ごろの目撃証言が出てきている。道路工事の警備員の方の目撃証言で、それによると、歩いて寮へ帰ったのではなく、駅へ向かっていたようだという事だ。つまり、バスを使って帰ったのではないかと言うことだ。そして、被害者が乗ったはずの26日最終のバスの運転手の方の顔出しインタビューがテレビ放映され、「そんな人は乗っていなかった」と言う証言がされている。しかし、アルバイトは継続的に行われていたはずで、そうであれば、26日よりも前からバス利用がされていたはずだ。だから、運転手さんへの質問は、「26日以前には被害者を見かけませんでしたか」と言うものも含まれるはずだし、運転手さんの証言も「26日以前は見かけたが、26日には乗っていなかったようだ」と言うようなものになるはずだ。なぜ、26日以前の行動がまったく報道に乗らないのか?報道によれば、ずっと歩いて寮へ帰っていたと言うことになっていて、バスを利用していたと言う話は出てきていない。寮生活なのだから、バスを利用していれば、そういう話が他の寮生に伝わっていたはずだ。また、目撃したと言う警備員の方も、26日以前がどうだったか、証言できるはずだが、その証言もないままだ。

2.警察が男3名の顔写真を持って聞き込みに回っていると言う報道がこの数日されていた。しかし、もし、警察がそういう捜査をするなら、聞き込み相手に秘密にしておいてくれと依頼するだろうし、マスコミに対しても捜査中なのだから報道するなと言うだろう。犯人に対する陽動作戦と言うなら余りに筋が悪いように思う。なぜなら、3人と人数を限定しているからだ。単に顔写真での聞き込みをしているというなら、いったいどこまで情報をつかんでいるのだろうと犯人が動揺して、陽動作戦になるだろう。そして更に、現実に犯人がその3人であるのなら、そういった情報を流す意味もあるが、実際は見当違いであったというのだから、人数を3人に限定しての聞き込みをしていたという情報を流したことはどう考えても不合理だ。

3.被害者は行方不明になる直前、サークルの先輩に対して、「やりたいことのためにバイトをするのでサークルを辞める」と伝えていたと言う。しかし、「やりたいこと」がなんだったのか、まったく報道がない。寮生活をしていれば、そういったことは寮生に知られていると思うのだが、そういった証言はないようだ。まるで、被害者は事前にこういった事件が発生することを予期していたように見える。母親に対してはアイスクリーム店の店員のアルバイトは近日中に辞めると話していたと言うのだから、次にやるはずのバイトが何だったのかは、今回の事件にとって、ある程度重要な手がかりになるはずだが、捜査をやっているという報道はない。

4.首を切り落とし手足を切断して山中に遺棄したとか、遺体が焼かれていたとか、胸を切られていたとか、顔が踏まれた痕跡があるとか、顔を殴った跡があるが本来つくはずの犯人のDNAは検出されていないなど、いろいろな報道がある。しかし、そこまでいろいろな異常なことをやっていながら、まったく目撃情報がない。遺体の隠し方と言うか遺棄の仕方は単に山中に遺棄しただけで地中に埋めるなどしていないわけだからある意味非常にずさんであり、それでありながら、目撃はまったくされていないと言う。また、更に、大たい骨は肉をわざわざそぎ落とした状態で見つかったと言う。また、足首は関節をはずす形で切り取られていたと言う。さまざまな形で人体を切断し、切りつけたり焼いたりしたというのだから、かなりの時間もそして作業もしているわけだが、まったく、手がかりが残されていない。また、10月26日にアルバイト先を出てから行方不明になるまでの間に事件に巻き込まれたような形跡はまったくないという。遺体の状況と事件の経緯が余りにも乖離しすぎていないだろうか?遺体は、たとえば医学部で解剖実習に使ったものが偽装されているような印象を受ける。そもそも、頭部を切り離し、しかも顔面に暴行跡をつければ写真と見比べても余り同一人かどうかの判断はできないはずだ。ましてや、胴体や手足が切り離されている状態なら、それぞれについて被害者のものかどうかの判断はDNA鑑定の判定に頼るしかない。逆から言えば、DNA鑑定さえ細工ができればいくらでも遺体のでっち上げが可能になるのがばらばら殺人事件の特徴であるはずだ。今回の事件報道を見ると、まさにそういう印象を受ける。

5.被害者が10月26日に行方不明になり、28日朝に家族が大学へ問い合わせ、その日の午後には香川県から島根県の浜田市の警察に捜索願を母親が出したと言う。しかし、その時点で事件性を示すものはまったくなかったと言う。携帯電話に応答がないというだけなの。家族から公開捜査をしてほしいと要請があったので公開捜査に踏み切ったと言う記事がある。しかし、事件性がまったくない時点で実際の捜査を始めることはまずない。このことは以前の記事にも書いた。ただ、もうひとつ疑問なのは、家族の行動が余りにも早いことだ。

6.11月14日、被害者の葬儀が営まれたが、両親はそこでもマスコミに出てきていない。「最愛の娘を失ったショックで、今も気持ちの整理がつかない状態にあります」と言うメッセージを県警を通じてマスコミに出したと言うが、犯人を捕まえてほしいと言う気持ちがあれば、マスコミに出て警察の捜査に協力してほしいと訴えるはずだと思うのだが、違うだろうか?または、警察自体が、マスコミを通して警察への協力を訴えてほしいと両親へ頼むと思うのだがどうだろうか?

7.2008年4月に起きた東京の江東区潮見のマンションでの23歳OLのばらばら殺人事件も経緯が余りにもおかしく、被害自体がでっち上げであるような印象を受ける。あの時は、被害者の自明も顔写真も一週間以上公開されなかった。更に、事件以降現在まで、被害者親族もまったくマスコミに姿を現していない。事件経過自体も不自然なことだらけであり、そのことについてはすでに別に記事を書いてある。http://www.asyura2.com/08/nihon28/msg/251.html:「江東区潮見のマンションでの女性殺害事件の疑問点」を読んでほしい。少なくとも鹿児島で起こった志布志事件は警察による事件のでっち上げが公的に認められている。多分これらのでっち上げが行われる目的は、今後、社会をコントロールするという目的のもと、特定の人間を警察が逮捕するため、どの程度のことまで架空の事件としてでっち上げができるか、その実験がされているのだ。そして、今回の島根県での事件は、更に、被害が起きたと見せかけて特定の人々へ圧力をかける意図があるのだろう。ともかく、日本でも、そしてたぶん世界中の国々で、でっち上げの事件がかなり起きているのだと思う。

8.事件ではないが、一種の大嘘として、日本の建設国債がある。赤字国債とは異なると言う解釈がされ、発行額の制限がかなりゆるく設定されている。そのため、2009年9月段階で560兆円以上に上る普通国債の過半を建設国債が占めるはずだ。しかし、世界中の先進国で建設国債に当たるものを持っている国はないようだ。そもそも、建物として後世に残るから人件費などとは異なると言う解釈がおかしい。人間だって、机やパソコンのような動産にしても、建物に比べれば期間は短いにしても後世に残るわけで、普通の国債と区別する意味がない。そして、建設国債を発行することを合法化した財政法改正は1965年、田中角栄が大蔵大臣や自民党幹事長をやっていた時代に行われる。戦後巨額な政府債務のデフォルトを起こした反省から財政法を定め、その4条1項に「国の歳出は、公債または借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない」と明記して公債と借金を禁じたのを、1965年、主に田中角栄蔵相が中心になり、山一証券の破綻など“戦後最大の不況”を口実として4条1項末尾に「但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる」という《但書》を追加したのだ。特別立法による「歳入補填国債」を発行可能にしたというわけだ。そして、翌年の1966年に「歳入補填国債」を「建設国債」へ名称変更して、建設国債が公的に発行できるようになった。更に、1975年、田中角栄が首相をロッキード事件の影響から退任した直後に時限立法による「特例債」、つまり、赤字国債を発行するようになった。(この項の以上の記述はhttp://ganjii.iza.ne.jp/blog/entry/946978/のものを元にして作ってある。)このような経過を考えると、田中角栄の権力の源泉のひとつは、巨額な公共事業を建設国債を発行して行い、ゼネコンから上前をはねると言う形で得た金にあるのではないかと思えてくる。多分、それらの金のかなりの部分がアメリカ政界へ行っていたはずだ。大きなうそには必ずうそをつくための動機が存在する。  

Posted via web from realtime24's posterous

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