2009年11月21日土曜日

Nevada 投資情報専用ブログ:ガタガタになってきた日本の消費(コンビニ・デパート)

10月のコンビニ・デパートの売上が発表になり、総崩れになったことが明らかになっており、冬のボーナスが過去最悪の落ち込み方をすると見られており、年末にかけて日本の消費は異常な落ち込み方をすることは避けられない事態になってきています。

<10月売上高統計>
コンビニ − 5.5%(5ヶ月連続マイナス)
デパート −10.2%(20ヶ月連続のマイナス:10月としては過去最悪)

デパートの売上が激減してきているのが分かりますが、特に外商部門が悲惨な状況に陥っています。
この不振の理由に<不況がある>と言われますが、むしろ販売側に問題があるといわざるを得ません。

売りたいが為に自分(デパート外商)の事だけを考えて商売をしている為に、客が不信感を抱き、上客を取り逃がしているからです。

例えば、デパートといえば信用があると思われていますが、必ずしもそうではありません。
先日、【三越】の外商と取引をする際、重大な『事実』を隠して商談を進めようとしていたからです。
通常なら全ての状態を開示して商談に望むべきところをこちらが指摘しない事項に対して隠蔽して売買を進めようとしたのです。

こちらが『事実』を指摘しましたところ内容を開示し『事実』を認め、結果購入に至らなかったのですが、不信感を持った次第です。
天下の三越とあろうものがこのような商売をしているのかと愕然としたと共に情けなくなった次第です。

付き合っている【西武】も似たりよったりであり、これでは上客はデパート(外商)では物を買いません。
買いたくても買おうと思わないからです。
結果、客が離れデパートから活気が薄れ、客が寄り付かなくなります。
今、これが起こっているのです。

このままいけば【デパート】は消えるしかありませんが【コンビ二】も同様です。
定価販売に胡坐をかいていましたが、今や一億総デフレになれてきており、定価では買わなくなり、これに対して長崎屋を買い取った【ドンキホーテ】が生鮮食料品をはじめあらゆるものを24時間安売りと”称して”販売に入っており、これではとても【コンビニ】は太刀打ちできません。

【ドンキホーテ】が勝ち組になれば【コンビニ・スーパー】は衰退する負け組みに転落します。

下克上が進む日本の消費関連産業ですが、今後更にデフレが進めば淘汰されるコンビニ・スーパー・デパートが続出し、そこで働く従業員は失業することになります。
一種の単純労働者であるコンビニ店員・スーパー店員の職が失われば、職を失った者がいくところは殆どありません。
そしてこれが更に消費を減らします。

消費関連産業の総崩れが近づいてきています。

Posted via web from realtime24's posterous

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