2009年12月5日土曜日

為替eワラントの取引方法- eワラント辛口ポイント

コール型?プット型?どっちを買うべき?

為替eワラントを買う時に、コール型かプット型のどちらを買えばいいのかわからず、
悩んだ人は多いのではないのでしょうか。
ここでは、為替eワラントを整理して、活用法までご紹介していきます。

コール型は、対象銘柄が上がると儲かるeワラントなので、
例えば、米ドルリンク債のコール型ワラントは、ドル高になると上昇し、
ドル安になると下落します。
反対に、プット型ワラントは、ドル安になると上昇し、ドル高になると下落します。
これは、他の通貨についても同じです。
為替eワラントを買うのに慣れるまでは、うっかり間違えないように気をつけましょう。

為替eワラントの簡単紹介

対象原資産  米ドル、ユーロ、豪ドル、カナダドル、英ポンド、ニュージーランドドル、南アフリカランド
タイプ  コール型、プット型
取引時間  平日9:00〜23:50
取扱証券会社  SBI証券 カブドットコム証券 クリック証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券

為替eワラントと相性の良いeワラント

為替eワラントを取引しようと考えているなら、
日経平均株価を対象銘柄としたeワラントを同時に取引するのがお勧めです。
なぜなら、為替がドル安・円高に動けば、翌日の日経平均株価は下落する可能性が
高いですし、ドル高・円安に動けば、日経平均株価が上昇する可能性が高いからです。

もちろん、その時々の事情によっては(重要会議や決算発表などがある場合)、
毎回そうなるとは限りませんが、為替と日経平均株価の動きを観察していれば、
その傾向が強いことが分かります。

為替eワラントと、日経平均株価eワラントを同時に取引する場合の
売買スケジュールをご紹介しましょう。
為替は17:00〜5:00に活発に動くので、
為替が動き出す前の朝かお昼くらいに為替eワラントを買っておきます。

もし利益が出たらその日の内に売っても良いですし、
予想と反対に動いてしまったのであれば、損切りするのも一つの選択です。
夜に為替の様子を見て、翌日のために日経平均株価eワラントを買います。
為替の動きが分かれば、2倍おいしい取引ができるので、ぜひ実行したいですね。


為替eワラントと日経平均eワラントのおススメ取引


17:00〜23:50 [為替を参考にして日経平均eワラントを買う]
↓翌日↓
9:00〜15:00  [前日に買った日経平均eワラントを決済する]


日本の株式市場が閉じた15:00以降は、個別銘柄を対象銘柄としたeワラントよりも、
日経平均株価eワラントが動きやすいです。
例えば、ドル高・円安に為替が進んでいるなら、
15:00以降でも日経平均株価eワラントのコールが上昇します。
これは、「明日は日経平均株価が上がるだろう」という予測が強いことを表しています。
日経平均株価と為替の動きが密接に関係している良い証拠です。

為替eワラントの良いところは、他のeワラントに比べて、動きにブレが少ないことです。
株価とeワラントが連動しないというケースが少ないため、
余計な心配をする必要がなくなります。

株式市場もeワラント市場も、取引量の多いものほど価格が安定しています。
取引量が多い銘柄は、理由もなく急落したり高騰するといったことがありません。
反対に、ボロ株と言われるものは、仕立筋の罠がしかけてあったりするので、
素人が手を出すと危険です。
為替eワラントは、eワラント市場の20%を占めているので、
変な動きをすることがないといってよいでしょう。


チャンスをしっかりゲット!


為替eワラントの取引には、取引時間の長い証券会社が便利です。
取引時間が長いのであれば、「為替eワラント12:00に買って、23:50に売る」と
いったように、1日で儲けを出すことができるからです。
「夜に売っていれば儲けが出たのに、朝になったら値が戻っていて、儲けがゼロ」
というケースは少なくありません。売るタイミングを逃さないようにしたいです。

eワラントの取引時間の長い証券会社をチェックする

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