アラブ諸国の盟主を目指し、イスラエルの存在を許さないと強硬に主張するイラン。イランへの核兵器による攻撃も辞さないとするイスラエル。中東戦争への危機感の高まるイスラエルVSイランの対立・対決。核兵器開発を巡り世界中から非難を受け、世界から、経済制裁を受け続けてきたイラン。イランの経済的困窮が続く中、イランの唯一ともいえる収入源の原油販売を助け、自国が中近東に持つパイプライン権益を利用し、イランの原油を精錬し世界中に販売してきたのは、イランの「敵国」イスラエルである。イスラエルをターゲットとした核兵器開発で世界中から経済制裁を受けているイランに対し、その経済制裁を「破り」、イラン原油販売を「担当して来た」のはイスラエルである。2009年、世界中が金融恐慌で経済的に困窮している最中、イスラエルVSイランの中東戦争は「何としても世界経済のために必要である」。中東戦争が開始されれば、産油国イランは原油高騰で大儲けし、イランの原油流通を担当するイスラエルも「大儲け」する。戦争でイスラエルの軍事産業、イスラエルの「ボス」=アメリカの軍事産業も活性化する。2009年、世界が金融恐慌から脱出する唯一の方法は、「人間同士が大量殺戮し合う」戦争である。第二次世界大戦中、イランの諜報部は、アメリカCIAの前身OSSが作った。OSSがCIAに「成長発展」を遂げる過程で、諜報技術の伝授を受けた、その「教師」が、イスラエルのモサドを創立している。なお、アメリカの国務長官ヒラリー・クリントンが初めて政界に進出した際のニューヨーク選出の上院議員選挙の選挙資金の「提供者」が、イラン原油を密売してきた原油業者であり、その本社はイスラエルにある。密売原油の製造工場イランと、その販売・営業本社イスラエルが、本気で戦争を行う「はずはない」。
2009年10月29日木曜日
オルタナティブ通信: イランの原油を密売するイランの敵国イスラエル
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