2009年10月23日
ゴールドマンサックス 100億ドルの巨額詐欺利益
15日のゴールドマンサックス 第3四半期決算(3Q)の発表について.
米ゴールドマン・サックスが15日発表した第3・四半期決算は、予想を上回る大幅増益となった。普通株株主帰属分の純利益は30億3000万ドル(1株当たり5.25ドル)となった。Source: ロイター
4半期決算では、ゴールドマンサックスの史上2番目に高い好決算となりました.まるで魔法のようにあがげた巨額利益.いかに3ヶ月で30億ドルもの利益をあげたのでしょうか?MSNBCのDylan Ratiganはその本質をわかりやすく説明してくれていました.Visit msnbc.com for Breaking News, World News, and News about the Economy
利益をあげた部門の内訳をみてみると.
Financial Advice: 3億2500万ドル
Selling Stocks: 3億6300万ドル
Selling Bonds:2億1100万ドル
Trading and Principal Investment: 100億ドル
ファイナンシャルアドバイス、株式・債券販売はOKとしましょう.
問題は「Trading and Principal Investment」の100億ドル
この巨額利益どのようにあげたのでしょうか?
2008年秋から、リーマンブラザーズ破綻により金融市場が混乱、株式市場は下落しました.株価、不動産下落により資産価値下落、ローンが借りれない.一般の人々は現金がなくなりました.それは金融機関も一緒.たちまちゴールドマンサックスは資金不足となりウォーレンバフェットから借入をするなど総額100億ドルの増資を2008年9月に行いました.さらに、その後税金をつかって700億ドルもの資金がゴールドマンサックスに投入されました.TARP(不良資産救済プログラム) 100億ドルFRB(連銀) 110億ドル、FDIC(連邦預金保険公社) 300億ドルAIG(大手保険会社) 130億ドル政府資金入手法についてはこちらの記事をご参照参考ブログ: 金融の闇権力者ゴールドマンサックス史上最高益を考えるというゴールドマンサックス.このからゴールドマンサックスのマジックは起きた.2009年3月までに株価は暴落.株価の下落で、一般の人々など現金資金不足で苦しんでいる中現金が割安な株式を買いたくても変えない状況.まるで、人々の資産価値が1ドルに対して10セントしか評価されていない状況下、ゴールドマンサックスは政府から資金(税金)を利用し、「安い」資産を買いあさった.つまり、ゴールドマンサックスは、政府から投入された700億ドルもの税金を利用し、資産運用した.この税金が投入されなければ存続できなかったゴールドマンサックスは、安い資産を買いあさり、株式を吊り上げ、利益をあげた.700億ドルの税金に対して、ゴールドマンサックスは金利もはらっていない.ゴールドマンサックスは、税金を盗み、その金を使って巨額利益を上げた.高額報酬は「すべての人の繁栄のため」Source: ロイター時代は変った.そろそろ、私たちが金融を変えないといけません.できるだけ多くの方に、ゴールドマンサックスの問題を知っていただき、どんどん批判をしていきましょうP.S. 金融機関の高額報酬に関して.参考ブログ: オバマ政権金融規制改革に足りないものP.P.S. 過去の参考ブログです.
2009年10月24日土曜日
ゴールドマンサックス 100億ドルの巨額詐欺利益:アメリカ経済ニュースBlog
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿