そういえば数年前に、スペイン旅行から戻ったばかりの女性の先輩から、「日本って、スペインぐらいがちょうど身の丈に合った感覚なんじゃないかと思う」と言われたことも、話しながら思い出した。「世界第二の経済、なんてがんばるから、つらくなっちゃうのよね。スペインって、過去には大帝国だったこともあるけど、今は没落してそこそこの経済規模で、生活レベルはそれなりに先進国で、それなりにのんびりしてるじゃない。あれぐらいが、ちょうどいいように思うのよね。」という話に、私も相槌を打った。
このリストに、「ドイツ」とか「オランダ」を加えてもいいだろう。それぞれに、似ているところがあり違うところがあり、とにかく「英語圏じゃないが、安心感のある先進国」という感覚。ただ、日本にとって不幸なのは、フランスやドイツやスペインのように、長い歴史にわたってお互いにいがみあったり協力したりしてきた「兄弟」みたいなちょうどいい仲間が近隣にない、「孤高のマイノリティ」であることなのだけれど。
「日本って、フランスとかスペインとかみたいな」という感じ - Tech Mom from Silicon Valley (via morygonzalez)
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