2009年3月27日金曜日

ネットゲリラ: 古き良き、新聞社黄金時代のお話


九六式陸攻というのがあるわけだ。双発の攻撃機で、なんでも旧軍の規定では「急降下爆撃の出来ないのは『爆撃機』とは呼ばない」のだそうで、なので「攻撃機」です。三菱の本庄季郎が設計し、1048機が作られた。名機と呼ばれ、第二次上海事変では台湾や九州から飛び立ち、孤立した現地部隊を支援する爆撃をし、その後も支那事変では重慶爆撃で名を揚げ、太平洋戦争ではフィリピンの米軍基地を爆撃してマッカーサーを追い出し、マレー沖海戦ではイギリスの戦艦プリンス・オブ・ウェールズとレパルスを撃沈、また、海軍の「空の神兵」と呼ばれる落下傘部隊を運んだのも、この九六式だ。航続距離が長いのが特徴で、自動操縦装置を積んでます。エンジンはアメリカのプラットアンドホイットニー社のライセンス生産で三菱が作った「金星」エンジンだそうで。

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