新自由主義的な小泉構造改革は必然でした。良かった、間違いだった、の議論は意味がない。そのなかでいかに生き残るか、が大事。2つあって、勝間和代さんの『断る力』は個人の力による生き残り策です。「コモディティ(汎用品)ではなくスペシャリティに」というのは、単なる労働商品ではなく熟練労働者になれ、ということ。勝間さんは新自由主義のバリバリのキャリアウーマンと勘違いされますが、公益性のない講演は引き受けず、印税の一部を寄付するなど、経済合理性に反する行動をしている。 もう1つは雨宮処凛《かりん》さん方式です。上昇志向を捨て、今のままの労働者としてとどまり、人間としての名誉と尊厳を確保し、仲間との連帯を大事にする、と。彼女は革命家ではなく、格差社会を是認するが、絶対的貧困はいけない、と言う知行合一の人です。健全な資本主義維持には2人のような考え方を大切にすべきです。
via kihachin.net
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