地球上の生命は、地球外のウイルスの残骸から生じたものなのかもしれない――つまり、死んではいるけれども、新しい生命を生み出すのに十分な情報は含んでいたウイルスから。
一部の科学者たちは、以前から、生命は宇宙から地球にやって来た可能性があると考えてきた。パンスペルミア説と呼ばれる学説であり、例えばウイリアム・トムソン(ケルヴィン卿)は1870年代に、微生物が彗星か小惑星に乗って地球にやってきた可能性があると示唆した。[パンスペルミア説(胚種広布説)という名前は、1906年にスヴァンテ・アレニウスによって名付けられた]
パンスペルミア説を唱える者たちは、塵の粒子に閉じ込められた微細な有機体が、恒星の放射によるわずかな推進力によって、ひとつの恒星系から他の恒星系へと移動していく可能性があるとしてきた。しかし、宇宙生物学者のほとんどは、その放射線自体が、デリケートな微生物にとっては死を意味すると考えている。
via wiredvision.jp
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