ホテルライクなコンシェルジュ付のマンションも増えてはきたが、ホテルそのもののサービスが受けられるレジデンスタイプは日本ではまだまだ少ないのが現状だ。家具付きのタイプだと渋谷にあるセルリアンホテルのレジデンスも満室状態が続いているし、オークウッドは飲んで公園で騒いだ某有名人が住んでいることでちょっとした話題にものぼったことも記憶に新しい。そんな中、ザ・キャピタルホテル東急がオープンする前にスパ見学に行った際にレジデンスタイプがあることを発見し、内覧してきた。
レジデンスは東急キャピタルタワーの16-17階に位置していて、16階に空中庭園があるからか、あまり高くは感じない。それどころか方角によっては日枝神社や首相官邸を見下ろせて借景も楽しめる。スパ&プールにもレジデンスからは乗換なしで行けるアクセスとなっている。地下鉄からのアクセスもよく傘をささずにレジデンス用の目立たぬエントランスは鍵を近づけるだけのノンタッチキーで解錠される。レジデンス用のポストは特になく、ホテルのフロントで預かってくれるスタイルだそうだ。もちろん部屋にあるフロント直通電話で部屋まで届けてくれることは言うまでもないが。部屋はメゾネットタイプもあり、賃料は238.87㎡で月額200万円のKタイプと94.58㎡で月額240万円のLタイプの二種類あり、部屋の大きさに関係なくビューバスがついているAタイプもあり、82.41㎡で月額68万円の部屋や小さめのタイプからすぐに埋まったそうだ。
全体的な印象としては、キッチンはあまり重視されていない感じがした。ルームサービスや館内のレストランを利用することを前提とされているような奥まったレイアウトだった。スパやプール好きの僕にとっては、プールサイドのジャグジーが高層のホテルでは珍しい外気を取り入れたジャグジーが気にいっているだけに、レジデンス内の窓がどれもあかないことが残念に感じた。普段は開かないとしても空中庭園には出られる工夫も欲しかったところだが。ホテルのシークレットゾーンに暮らすのもありかもしれない。
お後もよろしいようで……
ミニコラム【プロフェッサーの呟き】
スパにはカージャラジャ ティアドが入っていて、ティアドバーバーというシャンプー、カット、髭剃りがセットになったテイアドバーバーというサービスもあるそうだ。個室でお気に入りのCDをかけて他の人を気にせずリラックスできるシークレットゾーンとしてこれまたよさそうだ。
via media.yucasee.jp
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