生存する苦しみ:社会の底辺の命第 11次 5カ年計画が終わり、中国では、第 12次 5カ年計画の準備が始まっている。中国の第 12次 5カ年計画は「国を豊かに」、そして「人民を豊かに」のスローガンの分岐点になると見られている。
しかし、そんなスローガンは社会の底辺にいる人々に何か意味があるだろうか。
中国の GDP はとても見栄えが良い。そのため、中国は今や国際的な注目を浴びる国家となった。我々(中国人)のリーダーは楽天的であり、その計画が人々の生活を保証し、以前より良くなっていくと確信している。しかし、ここからどのくらい良くなると?
▲ 貧しい子どもの物乞いは彼らの「オーナー」の金儲け道具に過ぎない。深センで悪名高い物乞いギャング組織「花子首富 richest beggar 」は、数人の体に障害のある子どもたちを物乞いに使っている。
彼らは子どもたちが逃げても、すぐに新しい子どもたちを見つけてくる。そして、子どもたちの腕や脚を故意に折って、哀れな貧しい子どもに見立てて、道で物乞いをさせる。これで、彼らの組織は 200万〜300万元( 2500万〜3700万円)稼ぐ。これは 2006年の内偵捜査で暴露された。
昨年、深センの葬儀場は 286人の死んで捨てられた子どもと赤ちゃんを迎えた。悲しいことに記録されているのはその数だけだ。
▲ 山西省の違法なレンガ窯。だまされた連れて来られた子供たちは、ここで半分奴隷として働かされる。作業の遅い子どもはレンガで殴られる。出血すると、ポロ切れで覆われて、また働かされる。
▲ 豪雨の中で自転車を修理する両脚のない男性。
▲ お金のために路上で行われる子どものパフォーマンス。
▲ ゴミ捨て場で食べ物を探しながら、空腹で泣く子ども。
▲ アクロバット一座で練習する幼い子ども。後ろの黒板に「お父さん、お母さん」と書かれている。彼らには両親に会う機会はほとんどない。
▲ お金のために血液を売るために並ぶ人々。湖北省のこの村では、売血は、手っ取り早くお金を手にする、もっとも手軽な方法だ。毎回、村の人々は、600ccの血液を売り、168元( 約2000円)のお金を手にする。
2010年10月20日水曜日
In Deep: 中国人が見る中国
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