2010年5月6日木曜日

勝者と敗者の傾向分析について - amnesiac weekend programmer

勝利者: いつも答えを持っている人

敗北者: いつも悩んでいる人


勝利者: いつも計画をする人

敗北者: いつも言い訳をする人


勝利者:「私にさせて下さい」という人

敗北者:「私の仕事ではありません」と言う人


勝利者: あらゆる問題の中に答えを見い出す人

敗北者:あらゆる答えの中に問題を見い出す人


勝利者:どんなバンカーでもそばにグリーンがあると考える人

敗北者:グリーンの近くに必ずいやなバンカ一があると考える人


勝利者:「むずかしいけど何とかできるよ」と言う人

敗北者:「できないことはないけど大変だよ」と言う人


勝利者になろう

? ぶどうになるまで。 >(Lazy-Hazy-Programmer()) - 勝利者: いつも答えを持っている人 敗北者: いつも悩んでいる人 勝利者: いつも計画をする人...
はい、これを読んで違和感なく「あー、いいハナシだなぁ」と思ったあなた、あなたは歯医者です。以降長くなりますが解説します。

自分で問いを発するのが一番大切

  • 俗説、誤り
    • 勝利者: いつも答えを持っている人
    • 敗北者: いつも悩んでいる人
もうね逆。逆なんですよ。最初の哲学者と言われるタレスは「万物は水だ」などと言ったとして有名ですが、それは違います。彼が言ったのは「(それは)水だ」というだけであって、彼が最初の哲学者だと言われた所以は「万物は何でできているのか?」という問いを発したことにあります。つまり「なぜ?」「なんでそうなるの?」というWhyを問い続け、自分なりの回答を出すことこそが知性なのです。
  • 正解
    • 勝利者: いつも問いを持っている人、脊髄反射で「なぜ?」と思う人
    • 敗北者: いつも答えを持った気になって思考停止している人
勝利者は、いつも自分から仕事を生み出します。いつも自分で大きな発見をします。わずかな違和感であっても疑問を持ち、その疑問を解明します。 敗北者は、いつも他人から仕事を与えられます。いつも他人の発見を手伝うことになります。わずかな違和感であれば見逃し、大きな違和感を持てば不平・不満を漏らします。

まあこれはいいや。

  • 正解
    • 勝利者: いつも計画をする人
    • 敗北者: いつも言い訳をする人
注意しなければいけないのは、計画にこだわるあまり大切なことを見逃してしまったり、状況の変化への対応を誤ったりすることです。また、言い訳ではなく失敗の原因をきちんと分析する癖をつけて、次回の計画やその実施に反映しましょう。よく言うPDCAというやつですね。でもまあ常識なので、別にわざわざ書くほどのことでもない。

意味が分からない

  • 俗説、不正解
    • 勝利者:「私にさせて下さい」という人
    • 敗北者:「私の仕事ではありません」と言う人
こんなのは、資本側が雇用者をコキ使うための方便に過ぎません。彼らが求めるのは「何でもかんでもできてしまう人」であって、「何でもかんでもやりたがる人」ではありません。できもしないくせに何でもかんでも引き受けるのはやめましょう。それで沢山経験を積むことはできるでしょうが、闇雲に失敗のリスクを高めるのは愚かなことです(失敗を恐れて何もしないことはもっと愚かですが)。
  • 正解
    • 勝利者: できることとできないことの区別がついた上で、できるかどうか分からない新しいことに挑戦する人
    • 敗北者: できることとできないことに区別がつかない人

だから逆だっつーの

  • 俗説、不正解
    • 勝利者: あらゆる問題の中に答えを見い出す人
    • 敗北者:あらゆる答えの中に問題を見い出す人
これも先程述べた通りです。哲学や科学の世界では問題を見つける人、問いを発する人が偉いのですが、奴隷の世界では答えの中に問題を見出す人が偉いのです。
  • 正解
    • 勝利者: あらゆる答えの中に新しい問題を見い出す人
    • 敗北者: あらゆる問題の中に古い答えを見い出す人

これはちょっとややこしい

まあ別に間違ってはいないんですがね。大事なことが抜けているんですよ。
  • 俗説
    • 勝利者:どんなバンカーでもそばにグリーンがあると考える人
    • 敗北者:グリーンの近くに必ずいやなバンカ一があると考える人
大切なのはね、戦略を練るために、あらゆる前提条件を見直すことなんですよ。
  • 正解
    • 勝利者:そこがゴルフのコースかどうか確かめて、自分の持っているクラブを確認する人
    • 敗北者:森の中でバットを振ってゴルフしようとする人

これは…

ここの読者諸賢におかれましては、やはりIT関係の職に就かれている方が多いことと思います。自分の周囲にこんな人がいたら注意しましょう。「むずかしいけど何とかできるよ」といって仕事を引き受けてくる営業がいたら両耳を引きちぎって口を糸で縫ってやりましょう。
  • 俗説
    • 勝利者:「むずかしいけど何とかできるよ」と言う人
    • 敗北者:「できないことはないけど大変だよ」と言う人
まあこれはプログラマーに限ったことではないのですがね。代償を無視して結果を追い求めることよりも、代償を理解して結果を出すことの方が大切です。
  • 正解
    • 勝利者:「できないことはないけどめんどくせーよお」と言いながら気付いたらコードを書いてしまっている人
    • 敗北者:「むずかしいけど何とかできるよ」と言って、グチャグチャで力技のコードを書く人

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか。世の中にいろんな人や考え方があるのはいいことなのですが、間違っていることは間違っているとみんなが気付けるようになっていないと困りますね。
  • 勝者: いつも問いを持っている人、脊髄反射で「なぜ?」と思う人
  • 敗者: いつも答えを持った気になって思考停止している人
  • 勝者: できることとできないことの区別がついた上で、できるかどうか分からない新しいことに挑戦する人
  • 敗者: できることとできないことに区別がつかない人
  • 勝者: あらゆる答えの中に新しい問題を見い出す人
  • 敗者: あらゆる問題の中に古い答えを見い出す人
  • 勝者: そこがゴルフのコースかどうか確かめて、自分の持っているクラブを確認する人
  • 敗者: 森の中でバットを振ってゴルフしようとする人
  • 勝者:「できないことはないけどめんどくせーよお」と言いながら気付いたらコードを書いてしまっている人
  • 敗者:「むずかしいけど何とかできるよ」と言って、グチャグチャで力技のコードを書く人
こうやって並べて見ると対称性がなくて詩的じゃないのですが、まー間違っていることを間違っていると言った方がよい。

ごもっとも。

Posted via web from realtime24's posterous

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