経済が分かってきたら、原油価格も知っておこう
日本の株式市場はアメリカの株式市場の影響を受けますが、
アメリカの株式市場はアメリカの原油価格の影響を受けます。原油価格は、主に、中東とアメリカの政局と
OPECが決める原油の採掘量によって変動します。
戦争やテロ等で政局が不安定になると
原油の採掘や輸送が困難になるため、原油価格は上昇します。
また、OPECが原油を増産するという発表をすれば原油価格は下落し、
反対に減産ならば原油価格は上昇します。
ニュースで「OPEC」という言葉が出てきたら、気にしてみると良いでしょう。ちなみに、ワールド・ビジネス・サテライトの終わりがけ(23:40分頃)に、
アメリカの株式市場や債券市場、為替市場の情報が流れます。
この時にWTIという表示が出るのですが、これがアメリカの原油価格を示しています。
原油価格と日米株式市場の関係
(見方:影響を与える→影響を受ける)
アメリカの原油価格 → アメリカの株式市場
(ダウ・ナスダック等)→ 日本の株式市場
(日経平均株価・TOPIX等)航空株と石油株を買う時は、原油価格に注意
航空株 原油価格↑ 株価↓ / 原油価格↓ 株価↑
原油価格が上がると、燃料費がかさみ費用が増加するので、株価が下がる傾向がある。石油株 原油価格↑ 株価↑ / 原油価格↓ 株価↓
原油価格が上がると、石油を高い価格で売れるので利益が増加し、
株価が上がる傾向がある。もし、冬がとても厳しくて寒かったら、石油ストーブやこたつ等の暖房器具を
使う機会が増えますよね。
需要が増えれば、原油価格は上昇するのですから、
特に厳寒な冬は、原油価格が高くなりやすいです。
そのため、夏は原油価格が安くなります。「石油株は夏に買う」という言葉を聞いたことはないでしょうか。
冬に原油価格が上がるので、その前に買っておきましょう、という株式投資の基本です。
また、原油価格が上がれば、もちろんガソリン価格も上がります。
車を持っている人なら、ガソリン価格をチェックするのも一つの方法です。また、eワラントには、原油に投資できる原油(WTI)eワラントがありますので、
原油の値動きが気になったら、気軽に投資をしてみてはいかがでしょうか。
via geocities.jp
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