日本フランチャイズチェーン協会が発表しました6月のコンビニエンスストアの既存店売り上げ高は前年同月比2.3%減少しており、総額で6059億円となり、これは一年2ヶ月振りの減少となっています。
徐々に消費の不振がコンビニに忍び寄ってきているもので、今までは本格的な値引きをしてこなかったコンビニですが、今後は本格的な競争時代に突入していき、この値引き競争はコンビニ業界の淘汰の始まりを告げることになります。
中でも【セブンイレブン】の弁当の値引き問題は、一部の加盟店が値引きを本格的に行えば締め付けが効かなくなり、【セブンイレブン】だけでなくコンビニ業界すべてに波及する問題になりかねないからです。
コンビニ業界の仕入れ原価は販売価格の70%、残り30%を本部(40%)と加盟店(60%)という区分けになっているのが標準と言われています。
今のままでは販売が落ち込み廃棄分が増えればコンビニ加盟店の利益が激減する仕組みになっており、このため販売不振で苦し紛れに値引き販売を行えば、隣接店も値引きに入り、止め処もなく値引きが拡大していき、コンビニの定価販売スキームが崩れ、コンビニビジネスモデルが崩れることになりかねません。
日本で進化したコンビニ販売モデルですが、現在進む消費不況で崩壊する運命に直面しているかも知れません。
via blog.livedoor.jp
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