とにかく、アメリカの携帯電話関係者の間で「アメリカン・アイドル」は伝説的存在となっているのだ。なぜかというと、ヨーロッパ風の「SMS(テキスト・メッセージ)」を使っていろいろやる、という文化をアメリカで最初に広め、一般人が音声以外の用途に携帯を使うという時代を切り開いたからだ。最終合否を決めるのはファン投票なのだが、従来からある「電話投票」のほかに、この番組ではスポンサーであるAT&Tワイヤレスの携帯電話から「SMSテキストで投票する」という方式を採用。当時アメリカではまだ知られていなかった、「携帯からテキストを送る」というやり方が、これで一気に普及した。“
— 「スーザン・ボイルは孔明の罠?」とケータイ業界的雑感想 - Tech Mom from Silicon Valley (via otsune)
「日本式「iモード」と、それを使える携帯端末の普及をアメリカで仕掛けようとしたドコモや日本メーカーが、欧州型テキスト・メッセージ文化に決定的に敗退したのは、この「アメリカン・アイドル」がきっかけだったともいえる。」
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